今日の聖句 8月15日(日) 私のたましいを守り、私を救い出してください。私が恥を見ないようにして ください。私はあなたに身を避けています。 詩篇25:20 私たちはこのキリストにあり、キリストを信じる信仰によって大胆に確信を もって神に近づくことができるのです。 エペソ3:12 ******************************* コリント人への手紙第一1章1節2節 神のみこころによってキリスト・イエスの使徒として召されたパウロと、兄 弟ソステネから、コリントにある神の教会へ。すなわち、私たちの主イエス・ キリストの御名を、至る所で呼び求めているすべての人々とともに、聖徒と して召され、キリスト・イエスにあって聖なるものとされた方々へ。主は私 たちの主であるとともに、そのすべての人々の主です。 「問題解決のために」 今日からコリント人への手紙第一を読んでいきます。 パウロは第二次伝道旅行の際にコリントで1年半ほど滞在しました。その後、 彼はアンテオケ教会へと戻り、しばらくしてから第3次伝道旅行を開始しま した。この旅行で彼はエぺソに行きそこで2年3か月にわたって福音を語っ たのですが、この手紙はそのエペソ滞在中に書かれたようです。 この手紙はコリントの信徒間で起きた様々な問題についての解決のために書 かれました。ですから、きわめて具体的に提案がなされ、解決のための方法 が語られています。それは私たちにも有益なヒントとなるはずです。 一節に出てくるソステネという人についてはいくつかの意見があります。コ リントの会堂管理者として使徒の働きの中に名前が出てきます。クリスポと いう人の後継者であり、ギリシヤ人たちに法廷の前で打ち叩かれています。 (使徒18章)しかし、その人とここに名前が出ている人が同じ人かどうか定 かではありません。 コリントの教会はさまざまな問題を抱えていました。しかし、それでも「神 の教会」とパウロは呼びかけています。そこにかかわる人たちに対しても聖 なる者とされた人々と呼びかけます。手紙は文章として残せますから、読む 人への配慮、尊敬の気持ちなどは丁寧に書かれなければならないですね。自 分の言いたい事を書くというより、相手がどうそれを受け取れるかを考えな がら書く作業が求められているような気がします。パウロのあいさつ文は、 誰に対しても安心できる形に納まっています。 祝福を祈ります。