今日の聖句12月8日(月)\(^o^)/ あなたは、あなたの神に立ち返り、誠実と公正を守り、絶えずあなたの神を待ち望め。 ホセア12:6 私はあわれみを受けました。それは、キリスト・イエスがこの上ない寛容をまず私に示し、私を、ご自分を信じて永遠のいのちを得ることになる人々の先例にするためでした。 1テモテ1:16 ************* 今週のテーマ:主の神殿 きょうの聖書:1列王8:22-30 列王記第一8章28節29節30節 あなたのしもべの祈りと願いに御顔を向けてください。私の神、主よ。あなたのしもべが、今日、御前にささげる叫びと祈りを聞いてください。そして、この宮、すなわち『わたしの名をそこに置く』とあなたが言われたこの場所に、夜も昼も御目を開き、あなたのしもべがこの場所に向かってささげる祈りを聞いてください。あなたのしもべとあなたの民イスラエルが、この場所に向かってささげる願いを聞いてください。あなたご自身が、あなたの御住まいの場所、天においてこれを聞いてください。聞いて、お赦しください。 「お赦しください」 イスラエルの初代国王はサウルで二代がダビデ、三代がソロモンです。イスラエルをエジプトから連れ出したモーセからダビデまでの時代はシロの幕屋に契約の箱を置いて礼拝していました。ダビデが神殿を建築しようとした時、神様はそれを許可しませんでした。理由はダビデが戦を繰り返し、多くの人を殺害したからだと言われています。 ダビデの子であるソロモンは生まれながらの王であり、戦によってではなく外交力と知恵によってイスラエルを繁栄に導きました。神様はむソロモンによって神殿を建てさせてくださいました。この第一列王記8章は建立されたエルサレム神殿の献堂式でのソロモン王の祈りの言葉です。 ソロモンは神様に祈りを聞いてください祈り、自分と国民の罪を赦してくださいと祈りました。日本でもまた全世界でも神殿なり、礼拝場所が新設されることはあるわけですが、献堂式で「赦してください」と祈る元首はいません。ほとんどの元首は繁栄せてくださいと祈っています。 イスラエルの始祖であるアブラハムも大指導者モーセも歴代の士師もダビデもソロモンもお赦しくださいと祈りました。すべての人間は神様から赦されなければ幸せに生きることができないのです。プーチンも習近平もトランプも勢力拡大を願っていますが、神様から赦されなければ幸せにはれないのです。 神様に敵対するということは、造り主に敵対するということで、自分で自分に敵対しているということですから、自己矛盾という問題があるからです。ソロモンは「赦してください」と祈り、その自己矛盾から解放してくださいと祈ったのです。神との調和、自然との調和、社会との調和、そして自己との調和が必要で不可欠です。新設されたエルサレム神殿でのソロモンの祈りは神との調和と自己との調和を求める「赦してください」という祈りでした。 祝福を祈ります。