今日の聖句11月22日(土)\(^o^)/ わたしは、いつまでも恨みはしない。ただ、あなたはあなたの咎を認めよ。 エレミヤ3:12-13 私たちの負い目をお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦します。 マタイ6:12 ************* 今週のテーマ:患難との戦い きょうの聖書:ピリピ1:12-20 ピリピ人への手紙1章12節13節14節 さて、兄弟たち。私の身に起こったことが、かえって福音の前進に役立ったことを知ってほしいのです。私がキリストのゆえに投獄されていることが、親衛隊の全員と、ほかのすべての人たちに明らかになり、兄弟たちの大多数は、私が投獄されたことで、主にあって確信を与えられ、恐れることなく、ますます大胆にみことばを語るようになりました。 「迫害と宣教」 エペソ人への手紙、ピリピ人への手紙、コロサイ人への手紙とピレモンへの手紙の四通はパウロがローマで投獄されていた時、AD60年頃に書かれました。ピレモンへの手紙は個人的な内容ですが、他の三通は教会宛てです。獄中という逆境の中にあっても、これらの書簡は全体的に希望と喜びの色合いが強く示され、信仰による励ましや、キリスト教の教義に関する深い内容が含まれています。 初代教会の時代から数百年間はキリスト教が迫害され続けました。当初、パウロがサウロという名前でエルサレムにいたクリスチャンを迫害していたころから、信者たちは近隣諸国へ避難していました。逃げてゆく先々でキリストが復活したことを証し、復活を信じる人がキリストによる救いを受けられると語っていたのです。 クリスチャンたちが迫害され、逃げれば逃げるほど福音は遠くへ遠くへと伝えられていったのです。エルサレムで迫害されダマスコへ避難しようとしていたクリスチャンたちを馬で追いかけて捕縛しようとしていた迫害する側の中心人物であったサウロまで、キリストの復活を信じ、キリストの復活を証言する戦記うしゃに帰られてしまいました。 そしてそのパウロはローマの獄中から「私の身に起こったことが、かえって福音の前進に役立ったことを知ってほしいのです。」と証して患難の中に在る教会と信者とを激励しているのです。「すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています」ローマ8:28というパウロの言葉はこのような経験の中から生み出されてきた確信なのです。 祝福を祈ります。