今日の聖句11月16日(日)\(^o^)/ それでも彼らの叫びを聞いたとき主は彼らの苦しみに目を留められた。主は彼らのためにご自分の契約を思い起こし豊かな恵みにしたがって彼らをあわれまれた。 詩篇106:44-45 こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで言った。「主イエスよ、私の霊をお受けください。」 使徒7:59 ************* 今週のテーマ:患難との戦い きょうの聖書:ヨブ7:1-21 ヨブ記7章1節〜4節 地上の人間には苦役があるではないか。その日々は日雇い人の日々のようではないか。 日陰をあえぎ求める奴隷のように、賃金を待ち焦がれる日雇い人のように、そのように、私には徒労の月日が割り当てられ、労苦の夜が定められている。私は 横になるときに言う。「いつ起き上がれるだろうか」と。夜は長く 、私は夜明けまで寝返りを打ち続ける。 「ヨブの苦しみ」 ヨブは族長クラスの富豪でした。神様に忠実に従い、隣人にも誠実に生きていましたが、ある日突然、全財産と子どもをすべて失うという試練に会いました。その後自分の体全身に腫物ができ、妻はヨブを捨てて逃げてしまいました。そのうわさを聞いた友人たちがヨブを励ましに来ましたがヨブの有様があまりに酷いので七日間も声さえかけられませんでした。 友人たちはヨブに神様は罪のない人には試練も苦しみも与えることは無い、ヨブが罪を犯したからこのようなひどい試練に会うのだから悔い改めて神様の憐れみを受けなさいと助言しましたが、ヨブには自分が神様に対して罪を犯しているとは思えませんでした。事実、他の人に比べればヨブほど正しい人はいないのです。 この場面では友人の中のエリファズという人がヨブと議論しているのですが、きょうの聖書はエリファズに対するヨブの返事です。ヨブは世間一般の人も悲惨な人生を生きていると言います。また、眠れない夜を苦しみながら朝を待つ人も大勢いると言い、人生全般に悲惨があることをヨブがエリファズに告げています。 しかし、ヨブの被った試練は人並みの試練ではありませんでした。はかない人生の中で、安らぐことができず、むしろ死んだほうが楽になるとも考え、神様に向かってなぜ自分を苦しめるのですかと訴えて居ます。しかし、神様はヨブがこの試練から脱する道を用意しています。ヨブは最後には神様に感謝して試練を乗り越えます。私たちも試練に苦しみますが、神様は私たちのためにも試練からの脱出の道を備えていてくださいます。 祝福を祈ります。