今日の聖句11月5日(水)\(^o^)/ 自分たちの道を尋ね調べて、主のみもとに立ち返ろう。 哀歌3:40 あなたがたが、大切なことを見分けることができますように。こうしてあなたがたが、キリストの日に備えて、純真で非難されるところのない者となり、 ピリピ1:10 ************* 今週のテーマ:死に打ち勝つ きょうの聖書:2テモテ4:1-8 テモテへの手紙第二4章6節7節8節 私はすでに注ぎのささげ物となっています。私が世を去る時が来ました。私は勇敢に戦い抜き、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。あとは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。その日には、正しいさばき主である主が、それを私に授けてくださいます。私だけでなく、主の現れを慕い求めている人には、だれにでも授けてくださるのです。 「勝利の確信」 テモテはパウロの若い弟子です。母はユダヤ人で父はギリシヤ人であり、パウロの伝道によってユダヤ教から改宗してクリスチャンになっています。パウロはテモテを天塩にかけて育てています。テモテはへエペソ教会の初代監督として有用な働きをした人物です。 この手紙はパウロがローマの獄中から処刑される直前に書き送られたものです。処刑される前に弟子に「私は厳かに命じます。みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさいと指導と共に激励を送っています。この手紙にはパウロの殉教が切迫していることとキリストから与えられている勝利の確信が述べられています。 「私は勇敢に戦い抜き、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました」と言って自分に与えられた使命を果たし尽くしたと証しています。「私はすでに注ぎのささげ物となっています」とは殉教者としての命を注ぎだしているということであり、自分の血を流す時が来たと言っている言葉です。 「あとは、義の栄冠が私のために用意されているだけです」とは、処刑された後は天の御国でイエス様から「義の栄冠」というご褒美をもらうだけだという希望に輝いた言葉です。堂々と生き、堂々と天に召されてゆくパウロの素晴らしい人生の締めくくりのことばです。確かにパウロの人生は死に打ち勝った人生でした。 祝福を祈ります。