今日の聖句10月31日(金)\(^o^)/ なぜ、あなたがたはわたしと争うのか。あなたがたはみな、わたしに背いてきた。─主のことば─ エレミヤ2:29 すべての人は罪を犯して、神の栄光を受けることができず、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いを通して、価なしに義と認められるからです。 ローマ3:23-24 ************* 今週のテーマ:逆境にあって きょうの聖書:2コリント121-10 その啓示のすばらしさのため高慢にならないように、私は肉体に一つのとげを与えられました。それは私が高慢にならないように、私を打つためのサタンの使いです。この使いについて、私から去らせてくださるようにと、私は三度、主に願いました。しかし主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」と言われました。ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。 「パウロのとげ」 聖書の中で「私」と「わたし」という二つの主語が使われています。「私」は著者で、「わたし」は神様でありキリストです。ここの「私」はコリント教会に向けて手紙を書いているパウロです。パウロはキリスト教の基本教理を整えた人物で初代教会の指導者でした。パウロはキリストから特別に大きな祝福を受けていました。 「私は肉体に一つのとげを与えられました」と言っていますが、そのとげとは極端に目が悪かったということです。伝道者として働き、聖書を読み、多数の手紙を書く上では目が不自由であるということは大きな痛手でした。それでパウロは三度真剣に目を癒してくださいと祈ったのです。 その祈りの答えは「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」というものでした。パウロが知的にも霊的にも特別に素晴らしい恵みを受けていたので高慢にならないように神様がパウロの体に刺を与えたのだということです。 その刺のために「私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう」という謙遜な態度でクリスチャンとしての一生を全うできたのです。多くの身体的弱さを持つ人がパウロに与えられた「わたしの恵みはあなたに十分である」というキリストのことばで慰められ励まされています。 祝福を祈ります。