今日の聖句10月25日(土)\(^o^)/ あなたがたは満ち足りるまでパンを食べ、安らかに自分たちの地に住む。 レビ26:5 神のパンは、天から下って来て、世にいのちを与えるものなのです。 ヨハネ6:33 ************* 今週のテーマ:とりなしの祈り きょうの聖書:エレミヤ14:1-9 エレミヤ書14章7節8節9節 「私たちの咎が、私たちに不利な証言をしても、主よ、あなたの御名のために事をなしてください。まことに私たちの背信は大きく、私たちはあなたの御前で罪の中にいます。イスラエルの望みである方、苦難の時の救い主よ。どうしてあなたは、この地にいる寄留者や、一晩だけ立ち寄る旅人のようにされるのですか。なぜ、あなたは驚いているだけの人や、人を救えない勇士のようにされるのですか。主よ。あなたは私たちのただ中におられ、私たちはあなたの御名をもって呼ばれているのです。私たちを置き去りにしないでください。」 「エレミヤの祈り」 バビロニヤからの攻撃にさらされている中で神様と民の間を取り持つ預言者エレミヤは熱心にエルサレムの救いを祈りました。このバビロニヤによるエルサレム攻撃は神様がエルサレムに反省と悔い改めを求めて行った一つの処罰なのです。罪を犯したのはエルサレムなのですが、エレミヤは「私たちの咎」と言って、民の側に立って祈っています。 エレミヤは民に変わって悔い改めていますが、悔い改めなければならないのはユダの民なので神様の処罰は停止されません。エレミヤは50年の長きにわたってエルサレムに対して悔い改めて神様に立ち帰れと叫び続けましたがエルサレムは悔いることも改めることもなく滅亡させられてしまいました。 エレミヤは神様に「イスラエルの望みである方、苦難の時の救い主よ」と呼び掛け全幅の信頼を寄せて祈りました。また、「人を救えない勇士のようにされるのですか」と祈って、神様にはイスラエルを救う力があるのになぜ無力の振りをするのですかとまで言って神様に迫っています。 B.C.587年にエルサレムが陥落して国王以下貴族も軍人も宗教指導者もすべてバビロンへ連行され捕囚にされました。その後、10年間エレミヤはエルサレムにとどまって預言者として活動を継続しました。ユダヤ人は捕囚から50年後にペルシャのクロス王の決定でエルサレムに帰還できました。イスラエルに対する神様の慈しみと憐れみは尽きることがありませんでした。 祝福を祈ります。