今日の聖句9月24日(水)\(^o^)/ 私たちの救いの神よ私たちを助けてください。御名の栄光のために。私たちを救い出し私たちの罪をお赦しください。御名のゆえに。 詩篇79:9 その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、あらゆる国の人々に宣べ伝えられる。 ルカ24:47 ************* 今週のテーマ:主人と僕 きょうの聖書:申命記15:12-18 申命記15章12節13節14節 もしあなたの同胞、ヘブル人の男あるいは女が、あなたのところに売られてきて六年間あなたに仕えたなら、七年目には自由の身として、あなたのもとから去らせなければならない。その人を自由の身として去らせるときは、何も持たせずに去らせてはならない。必ず、あなたの羊の群れと打ち場と踏み場のうちから取って、彼に分けてやらなければならない。あなたの神、主があなたに祝福として与えられたものを与えなければならない。 「奴隷解放」 これは、イスラエル人が金銭を支払って奴隷を買い取った場合は七年後にはその奴隷を自由の身にしなさいという命令です。更に解放するときには、七年分の賃金にまさる分量の産物を持たせなさいと言っています。奴隷解放は聖書の大きなテーマです。その根拠はエジプトで奴隷にされたイスラエルが神様によって解放されたからです。 人を縛る人は祝福を失い、人を解放する人は神様からの祝福を受けます。この時代の奴隷は、戦争に負けて奴隷にされるか、干ばつや水害で農産物を収穫できなくて貧困に陥り、自分を売却して家族を養わなければならなかった人たちなのです。聖書はそういう弱者に救いの手を伸べるのが神様なのだと教えているのです。 もう一つ聖書が奴隷解放を告げるのは「罪の奴隷」である人を解放する救い主に焦点を当てるからです。金銭で売買される奴隷と罪の奴隷は自分の意思では生きられないという点でとてもよく似ています。人間の幸福はきよめられた心で神様を愛して自由に生きられるところにあります。 世界史の中の奴隷解放は、古代ローマの奴隷解放、19世紀の大西洋奴隷解放運動、リンカーンの奴隷解放宣言、ブラジルの奴隷制度廃止の四つがあります。私たちはイエス・キリストの十字架による罪からの解放を授かっています。「贖い」とはそもそも奴隷を代金を支払って買い戻して自由にすることなのです。贖われて解放された恵みに感謝します。 祝福を祈ります。