今日の聖句5月28日(水)\(^o^)/ 主は国々の間をさばき、多くの民族に判決を下す。彼らはその剣を鋤に、その槍を鎌に打ち直す。国は国に向かって剣を上げず、もう戦うことを学ばない。 イザヤ2:4 すべての人との平和を追い求め、また、聖さを追い求めなさい。聖さがなければ、だれも主を見ることができません。 ヘブル12:14 ************* 今週のテーマ:地の果てまで きょうの聖書:使徒16:1-15 それからパウロはデルベに、そしてリステラに行った。すると、そこにテモテという弟子がいた。信者であるユダヤ人女性の子で、父親はギリシア人であった。彼は、リステラとイコニオンの兄弟たちの間で評判の良い人であった。パウロは、このテモテを連れて行きたかった。それで、その地方にいるユダヤ人たちのために、彼に割礼を受けさせた。彼の父親がギリシア人であることを、皆が知っていたからである。 「テモテへの割礼」 この16章からはパウロの第2回伝道旅行の記録になります。出発地はエルサレムでシリヤのアンテオキヤを経て出身地のタルソを通りデルベからリステラに向かいます。更にシリヤのアンテオキヤを出た後で黒海に近いビテニヤ方面へ伝道しようとしたところマケドニヤの叫びを聞かされてギリシヤ伝道に入ります。 リステラに父はギリシヤ人、母がユダヤ人であるテモテという名のクリスチャン青年がいました。パウロはこのテモテを一行に加えて直弟子として育てることにしました。テモテが地元で評判の良い信者だったからです。献身者の条件の一つは教会内で性格や行いを高く評価されているということとがあります。 パウロはユダヤ人クリスチャンの中に割礼を強要する人たちがいたのでテモテに割礼を受けさせました。ユダヤ人クリスチャンとギリシヤ人クリスチャンの間に起こる摩擦を未然に防ぐためです。これはパウロが「キリスト・イエスにあって大事なのは、割礼を受ける受けないではなく、愛によって働く信仰なのです」ということを十分に確認した上でのことです。 パウロはむユダヤ人にはユダヤ人のように異邦人には異邦人のように相手に合わせて伝道しています。すべての人の良心に自分を推薦し、福音宣教にそしりを招かず、誰をも躓かせないためです。決して割礼が救いに必要だからではありません。パウロは時が良くても悪くても福音を伝えました。キリストの敵だった自分が赦されてたという経験が土台になっているのです。 祝福を祈ります。