今日の聖句4月18日(金)\(^o^)/受難日 その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。 イザヤ9:6 イエスは彼に言われた。「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」 ルカ23:43 ************* 今週のテーマ:十字架への道 きょうの聖書:マタイ2711-56 マタイの福音書27章45節46節 十二時から午後三時まで闇が全地をおおった。三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。 「御父に見捨てられた」 マタイ伝27章はほぼ全章がイエス様の御受難の記録です。神様に見捨てられたということはイエス様の「死」に際して父なる神様がイエス様の父また味方という立場から、イエス様の敵の立場に移られたということです。神様がイエス様の慈父ではなく、罪びとを裁く審判者になられたということです。 イエス様が「死」によって罪びとの罪を償ってくださるということは、罪びとたちが立 たされる神の裁きの座に、私たち罪びとに代わってイエス様が立ってくださったということです。神様の一人子であるイエス様が愛と信頼に満ちた父子関係から離れて、義なる審判者と、罰せられる罪びとという関係になっているのです。それが見捨てられたという言葉で表されたのです。 このイエス・キリストの死こそ旧約聖書にある犠牲の儀式による贖罪の成就であり、私たち罪びとはイエス・キリストによる贖いにより、創造主である神様を父なる神様と呼んで近づくことができるわけです。和解の成就であり、良好な関係の回復、親愛な交わりの誕生とも言えるのでしょう。 イエス様はご自分が父なる神様から捨てられて、犠牲儀式を廃止し、ユダヤ人と異邦人の隔ての中垣を取り除き、この世とあの世との間に立ちはだかっていた死の門も排除されました。ですから私たちもイエス様を見てこのお方こそ全人類の救い主だと褒め称えているのです。今日は受難日です。 祝福を祈ります。