今日の聖句3月26日(水)\(^o^)/

この苦しむ者が呼ぶと主は聞かれ、すべての苦難から救ってくださった。
詩篇34:6

すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
マタイ11:28

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今週のテーマ:信仰の生活
きょうの聖書:出エジプト11:1-10

出エジプト記11章5節6節7節

『エジプトの地の長子は、王座に着いているファラオの長子から、ひき臼のうしろにいる女奴隷の長子、それに家畜の初子に至るまで、みな死ぬ。そして、エジプト全土にわたって大きな叫びが起こる。このようなことは、かつてなく、また二度とない。』しかし、イスラエルの子らに対しては、犬でさえ、人だけでなく家畜にも、だれに対してもうなりはしません。こうして主がエジプトとイスラエルを区別されることを、あなたがたは知るようになります。

「全き保護」

これは出エジプトの直前のことです。1~3節にはイスラエルがエジプトを出て行くときにはエジプト人から金銀の飾りを貰うべきことが述べられています。そして神様はエジプトの全ての長男を殺すという災いを与えると宣言されました。理由はファラオが神様の命令を聞き入れず、イスラエルを解放しないからです。

この災いの元は、エジプトが神様の民であるイスラエルに生まれる男子をすべて殺したことへの罰という意味があります。ファラオはイスラエルの男子を皆殺しにしましたが、神様はエジプトに生まれた長男だけを殺しました。一家に一人だけの男子を殺し、他の男子たちは憐れみを受けたのです。

ここで神様が怒りを爆発させるときにも慈愛と寛容が伴っていることが分かります。家畜の初子も殺されることが語られていますが、当時のエジプトでは各地方で聖獣というものが定められ、それぞれの地方でその獣が守護神として崇められていたので、そういう宗教思想ヘの神様の裁きでもありました。

エジプトにだけ過去様の災いが降り、イスラエルには全き保護が約束されました。神様の保護が完全であることが、犬が吠えることさえしないという言葉で表せれています。ここにも神様がイスラエルとエジプトを明確に分けていることを見ることができます。私たちも神様に選ばれ、神様の特別な保護の中に置かれていることを覚えて神様に信頼する生活を進めて行きたいと思います。

祝福を祈ります。