今日の聖句3月2日(日)\(^o^)/ その愛とあわれみによって、主は彼らを贖い、昔からずっと彼らを背負い、担ってくださった。 イザヤ63:9 道端に座っていた目の見えない二人の人が、イエスが通られると聞いて、「主よ、ダビデの子よ。私たちをあわれんでください」と叫んだ。 マタイ20:30 ************* 今週のテーマ:荒野の道 きょうの聖書:詩篇114:1-8 詩篇114篇1節〜4節 イスラエルがエジプトからヤコブの家がことばの異なる民のうちから出て来たときユダは神の聖所となりイスラエルは神の領地となった。海は見て逃げ去りヨルダン川は引き返した。山々は雄羊のように丘は子羊のように跳ね回った。 「救いの賛歌」 この詩篇はエジプトから救い出されたイスラエルが神様を礼拝する聖所とされたこと、またイスラエルが神様の所領とされたことを賛美しています。紅海が二つに割れて、イスラエルは海底を徒歩で渡り、ヨルダン川は堰止められてイスラエルは約束の国カナンに入国できました。 そこには神様の偉大な力の現れがあり、近隣諸国はイスラエルを守り導く神様の栄光を見たのです。この詩篇はバビロンから帰還した詩人によって書かれたものです。エルサレムの滅亡とバビロンでの捕囚生活を経験した詩人はエジプトからの帰還と自分たちのバビロンからの帰還を重ねて神様に感謝しています。 この詩篇は詩篇全体の中でも最も美しい詩として認められています。短い詩ですがイスラエルの歴史をとらえている抒情的かつ写実的な作品です。すべての罪から贖いだされた私たちクリスチャンが感謝して味わうべき詩篇です。終末における選民にも出エジプトやバビロン帰還のような神様の救いの御手が働くことを表しています。 出エジプトの始で紅海を割き、旅の途中では岩から真水を注ぎだし、荒野の旅を終える時に再びヨルダン川を堰止めてイスラエルを守られた神様は、バビロンから帰還した神様の民に大きな恵みを授けてくださるのです。過去にも現在にも未来においても疲れて絶望する人々を励まし続けてくださる素晴らしい神様の御姿がここにあります。 祝福を祈ります。