今日の聖句12月22日(日)\(^o^)/ 神である主よ。あなたは私の望み、若い日からの拠り所。 詩篇71:5 私たちは、この望みとともに救われたのです。 ローマ8:24 ************* 今週のテーマ:喜びのおとずれ きょうの聖書:ルカ2:1-5 ルカの福音書2章3節4節5節 人々はみな登録のために、それぞれ自分の町に帰って行った。ヨセフも、ダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。身重になっていた、いいなずけの妻マリアとともに登録するためであった。 「ベツレヘムへ」 ローマのアウグスト皇帝から住民登録制度を施行する命令が発せられて、ヨセフと身重のマリアはベツレヘムで住民登録をするために、イスラエルの北部の町ナザレから南部のベツレヘムへと旅をしました。ナザレからベツレヘム迄はおよそ140qほどです。ベツレヘムはエルサレムの南南東12qほどの位置にあります。 ベツレヘムはルツ記の舞台です。ルツの夫ボアズが農場を経営し、その曽孫に生まれたのがダビデでした。ヨセフもマリアもともにダビデの家系の人でしたので本籍地であるベツレヘムでの住民登録となりました。住民登録は成人男性に求められていましたが、ヨセフは臨月を迎えているマリアを一人だけナザレに置いておくことはできなかったものと思われます。 もう一つの理由は、マリアが一人で出産すると私生児を生んだものとしてユダヤ教の律法によって裁きを受ける可能性があったので、安全のために同行していたのかもしれません。もう一つの理由は、救い主はベツレヘムで生まれるというミカの預言を承知していたものと思われます。 ヨセフもマリアも幼子の誕生前から天使によって救い主として生まれる我が子について知らされていたからです。住民登録制度という予定外の発令も神様のご計画推進のために活用されていたわけです。イエス様のお誕生は神様のみことばと神様の御力が確実であることを証明する重要な出来事でした。 祝福を祈ります。