今日の聖句9月6日(金)\(^o^)/ 私たちが御前に伏して願いをささげるのは、私たちの正しい行いによるのではなく、あなたの大いなるあわれみによるのです。 ダニエル9:18 この恵みのゆえに、あなたがたは信仰によって救われたのです。それはあなたがたから出たことではなく、神の賜物です。 エペソ2:8 ************* 今週のテーマ:真の知恵 きょうの聖書:ヨブ9:1-12 ヨブ記9章1節〜4節 ヨブは答えた。そのとおりであることを、私は確かに知っている。しかし、人はどのようにして、神の前に正しくあり得るのか。たとえ、神と言い争いたいと思っても、千に一つも答えられないだろう。神は心に知恵のある方、力の強い方。この神に対して頑なになって、だれが、そのままですむだろうか。 「友人たちのための祈り」 ヨブは神様からの試練で苦しんでいます。8章で友人のビルダテから、子どもたちが死んだのは明らかに子どもたちが罪を犯したからだと責められ、ヨブの苦しみはヨブが悔い改めれば祝福されると述べています。更に悪い人が滅ぼされ、義人に幸福が訪れるものだと説諭しました。 これに対するヨブの返事がきょうの聖書です。ヨブは「そのとおりであることを、私は確かに知っている」と答えて、ビルダテの言い分に理解を示しました。また、正しい人が神様からの祝福を受けるというが、神様の前で誰が正しくあり得るのかと反論もしています。 ヨブの神様のに関する知識はビルダテ他の友人たちよりも優っています。しかしこの時点でヨブの知識は不完全でした。ヨブは「神は心に知恵のある方、力の強い方」と考えていますが、どうしても神様から処罰されるような罪を犯した自覚がないのです。 悪者が裁かれ、義人には祝福がある、しかし自分は正しいのに神様の試練にさらされている。この矛盾でヨブは大きな苦しみの中にいるのです。最後にヨブは自分を正しいとしていた罪を悔い改め、自分を責め立てていた友人たちのために祝福を祈ったときにすべての苦しみから解放されたのです。イエス様の「自分の敵を愛しなさい」(ルカ6:35)という教えが光ります。 祝福を祈ります。