今日の聖句8月19日(月)\(^o^)/ 怒ることをやめ憤りを捨てよ。腹を立てるな。それはただ悪への道だ。 詩篇37:8 だれも、悪に対して悪を返さないように気をつけ、互いの間で、またすべての人に対して、いつも善を行うように努めなさい。 1テサロニケ5:15 ************** 今週のテーマ:いやしの力 きょうの聖書:ルカ14:1-6 ルカの福音書2節3節4節 見よ、イエスの前には、水腫をわずらっている人がいた。イエスは、律法の専門家たちやパリサイ人たちに対して、「安息日に癒やすのは律法にかなっているでしょうか、いないでしょうか」と言われた。彼らは黙っていた。それで、イエスはその人を抱いて癒やし、帰された。 「癒しが優先」 法律というものはすべて人を守るために作られています。その法律が人命を脅かすことがあってはならないのです。イエス様はユダヤ教の律法よりも癒しを優先してくださいました。イエス様は私たちの生命を守ることを優先してくださいます。ここにイエス様の人への愛が現れています。 水腫という病気は主に牛などが罹る病気です。人間では肺水腫という病気があります。余分な体液が局部にたまってしまう病気で、放置すると生命に危険が及びます。イエス様はこの水腫を患った人を抱いて癒してくださいました。イエス様はいのちの根源そのもののお方です。イエス様に抱かれた人はすべて癒され、救われています。 この奇跡が起こったのはユダヤ教のパリサイ派の指導者の家です。集まっていた人ははパリサイ派の面々です。パリサイ派はユダヤ教の律法を遵守することを最優先にする派閥です。その昔、ユダヤの国は神様の教えを無視したことが原因でバビロニヤに滅ぼされたという苦い経験がありました。イエス様の時代にはこの経験を踏まえて神様の教えを律法として厳守するようになっていたのです。 その律法の第一は安息日規定です。安息日(土曜日)には一切の仕事から離れてただひたすら神様を礼拝しなければならないという掟になっていました。これは今現在でも厳しく守られています。人を癒すということは医療という仕事に該当するので行ってはならないこととされていました。しはかし、イエス様はその規定を無視して水腫を患った人を癒したのです。 祝福を祈ります。