今日の聖句7月24日(水)\(^o^)/ 主はわたしに油を注ぎ、わたしを遣わされた。捕らわれ人には解放を、囚人には釈放を告げ、主の恵みの年、われらの神の復讐の日を告げ、すべての嘆き悲しむ者を慰めるために。 イザヤ61:1-2 私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたにありますように。 2コリント1:2 ************** 今週のテーマ:共に生きる きょうの聖書:1コリント10:23-33 コリント人への手紙第一10章23節24節 「すべてのことが許されている」と言いますが、すべてのことが益になるわけではありません。「すべてのことが許されている」と言いますが、すべてのことが人を育てるとはかぎりません。だれでも、自分の利益を求めず、ほかの人の利益を求めなさい。 「他人の利益」 共に生きる人生ではほかの人の利益を図ることが大事です。自分の利益ばかり考えていると行き詰まります。このパウロのことばと、イエス・キリストが語られた言葉、黄金律と呼ばれていますが、「それで、何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい」(マタイ7:12)は、言い方は違いますが似ています。 すべてのことが許されているけれど、すべてのことが益となるわけではないので、知恵と分別、慎み深さを身につけて、何をどうすればよいのか教えられながら決断しなければなりません。私たちに学習が必要なのは、こういう決断がきちんとできるようになるためでもあります。 他人の利益のために生きるということは、頭では良いこととわかっていても、なかなかそれを実行することができません。人格的な成熟のためには、考える力、選ぶ力、責任を持つ能力に加えて、積極的に他の祝福を考え、他人の利益を選ぶことができるような能力が求められます。 しかも、私たちは他人の利益を追い求める場合には、恩着せがましい言動をしてしまう可能性がないでしょうか。「あれ、あのとき、やってあげたよね」というような態度と発言です。それによって人を束縛し、自分の下に置こうとしてしまうのです。これもまた、要注意ですね。なかなか大人になる道は遠いです。イエス様に祈りながら、前に進みましょう。 祝福を祈ります。