今日の聖句7月20日(土)\(^o^)/ あなたの悪があなたを懲らしめ、あなたの背信があなたを責める。だから、知り、見極めよ。あなたがあなたの神、主を捨てて、わたしを恐れないのは、いかに悪く苦いことかを。 エレミヤ2:19 何もかも使い果たした後、その地方全体に激しい飢饉が起こり、彼は食べることにも困り始めた。それで、その地方に住むある人のところに身を寄せたところ、その人は彼を畑に送って、豚の世話をさせた。 ルカ15:14-15 ************* 今週のテーマ:自然の中で神をたたえる きょうの聖書:使徒17:22-29 使徒の働き17章23節24節 道を通りながら、あなたがたの拝むものをよく見ているうちに、『知られていない神に』と刻まれた祭壇があるのを見つけたからです。そこで、あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それを教えましょう。この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手で造られた宮にお住みにはなりません。 「知られていない神」 ここはギリシヤのアテネです。アレオパレスの丘にはパルテノンの神殿が建っていました。パウロはアテネ伝道に来て、市民にキリストの復活を伝えました。アテネ市民はパウロの証に興味を示し、アレオパゴスの丘にパウロを連れてきたのです。パウロは道々「知られていない神」と刻まれた石碑を見かけていたので、その神をしえましょうと切り出しました。 アテネには、エピクロス派とストア派の哲学者たちがいました。エピクロス派とは、神様を信じない快楽主義哲学です。ストア派とは、極端な運命論を説き、苦楽を意に介さない汎神論哲学です。その人たちにパウロはこの世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神、それがあなたがたの知られていない神なのだと説きました。 哲学とは、人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問であり、また、経験からつくりあげた人生観のことです。それは人間の思考によることであり、世界の救いには至りません。頭で考えて行けば最後は混乱してしまうだけです。 救いの根拠はキリストの十字架と復活だけです。罪の赦しと魂の救いを経て神と共に生きることこそ究極の救いなのです。世の中には哲学に頼り、富と力に頼る人が多くいます。その人たちにキリストの救いを伝えることが、救われたクリスチャンである私たちに課せられた使命です。今日も福音を伝える相手をお与えくたぜさいと祈って踏み出しましょう。 祝福を祈ります。