今日の聖句7月3日(水)\(^o^)/ 衣ではなく、あなたがたの心を引き裂け。あなたがたの神、主に立ち返れ。 ヨエル2:13 あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから、自分のからだをもって神の栄光を現しなさい。 1コリント6:20 ************** 今週のテーマ:ヨナのしるし きょうの聖書:ヨナ3:1-10 ヨナ書3章4節5節6節 ヨナはその都に入って、まず一日分の道のりを歩き回って叫んだ。「あと四十日すると、ニネベは滅びる。」すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者から低い者まで粗布をまとった。このことがニネベの王の耳に入ると、彼は王座から立ち上がって、王服を脱ぎ捨てて粗布をまとい、灰の上に座った。 「ニネベの悔い改め」 ヨナは神様のご命令に背いてタルシシュ行きの船に乗り、その罪を咎められて海に投げ込まれ、大魚に呑み込まれて一命を救われました。この経験はヨナに神様のご支配から逃れられるものは一人もいないという確信を植え付けました。そして、再び神様から「立ってあの大きな都ニネベに行き、わたしがあなたに伝える宣言をせよ」と命じられると迷わずニネベに向かいました。 ヨナは「あと四十日すると、ニネベは滅びる」とだけ語り、他のことは言いませんでした。このときヨナは神様のみことば通り、四十日後にニネベが滅べば良いと考えていました。ところがニネベの人たちは、ヨナが海に放り出されたこと、大魚に呑まれたこと、大魚から吐き出されて命が助かったといううわさを聞いていたのです。 そのヨナが自分たちの所へ現れて、「あと四十日すると、ニネベは滅びる」と告げ回ったので、人々も王様も真剣に食い改めなければなりませんでした。自分たちもヨナのような苦しみに会うと感じたからです。人を救うのも神様であり、人を滅ぼすのも神様です。人に悔い改めの気持ちを抱かせるのも神様であり、全ては神様によってなされていることなのです。 ヨナの物語は読者に神様の主権を訴えています。ヨナが伝道してから50年ほど後にアッシリヤは北イスラエルを滅ぼし、イザヤとヒゼキヤが守るエルサレムに迄攻め込みました。ついにアッシリヤはバビロニヤに滅ぼされてしまいました。しかし、そのような神様に敵対する国や国民にも神様の救いの御手は届いていたのです。神様の救いを信じて受け取り、神様との和解の仲で生きることが大事なことです。 祝福を祈ります。