今日の聖句6月30日(日)\(^o^)/ わたしは彼らに一つの心を与える。すなわち、わたしはあなたがたのうちに新しい霊を与える。 エゼキエル11:19 神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。 2テモテ1:7 ************* 今週のテーマ:ヨナのしるし きょうの聖書:ヨナ1:1-10 ヨナ書1章1節2節3節 アミタイの子ヨナに次のような主のことばがあった。「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼らの悪がわたしの前に上って来たからだ。」しかしヨナは、主の御顔を避けてタルシシュへのがれようとし、立って、ヨッパに下った。彼は、タルシシュ行きの船を見つけ、船賃を払ってそれに乗り、主の御顔を避けて、みなといっしょにタルシシュへ行こうとした。 「ヨナの罪」 ヨナという名前はヘブル語で鳩という意味です。出身地はガリラヤの北部でした。北イスラエル王国のヤラベアム二世の時代に活動していた預言者でした。同時代にはホセアとアモス、また、ヨエルがいました。ニネベは北イスラエルを滅ぼしたアッシリヤの首都です。 神様はイスラエルの敵であるアッシリヤ人に悔い改めの伝道をするようにヨナに命じたのです。ヨナは救いは異邦人のものではなく選民であるイスラエルに与えられるものであると固く信じてニネベに行けという神様のご命令に背く決心をしました。ヨナはニネベの救いよりもニネベの滅亡を願っていたのです。 タルシシュとはイベリヤ半島のスペイン近くで地中海に面した国でした。ニネベとは逆方向に向かう船に乗ってしまいました。ところが神様はヨナを追跡していました。ヨナが乗った船は大嵐に遭遇し、船は転覆しそうになりました。船長は、誰か罪を犯している人が乗船しているに違いないと判断して船底で寝ていたヨナに尋問し、ヨナは自分の身の上をすべて打ち明けました。 乗組員たちから糾弾されたヨナは行き場を失いました。神様は神様に敵対するアッシリヤとその国の王様迄罪を赦して救ってくださるお方だということを証明しようとしたのですが、この時のヨナにはその神様のご計画を受け入れることはできませんでした。しかし、イエス・キリストは十字架で贖いを果たし、この時の神様のみこころを完全成就してくださったのです。 祝福を祈ります。