今日の聖句6月11日(火)\(^o^)/ 悪を企む者の心には欺きがあり、平和を図る人には喜びがある。 箴言12:20 自分に関することについては、できる限り、すべての人と平和を保ちなさい。 ローマ12:18 ************* 今週のテーマ:この世の権威と神の主権 きょうの聖書:1サムエル2:1-10 サムエル記第一2章1節2節3節 ハンナは祈った。「私の心は主にあって大いに喜び、私の角は主によって高く上がります。私の口は敵に向かって大きく開きます。私があなたの救いを喜ぶからです。主のように聖なる方はいません。まことに、あなたのほかにはだれもいないのです。私たちの神のような岩はありません。おごり高ぶって、多くのことを語ってはなりません。横柄なことばを口にしてはなりません。まことに主は、すべてを知る神。そのみわざは測り知れません。 「ハンナの祈り」 ハンナと夫エルカナの間にはながくこどもが生まれせんでした。ハンナはシロにあった幕屋(神殿)で真剣に祈りました。その結果、元気な男の子が誕生し、サムエルと名付けました。その子が乳離れするとハンナは子どもを伴い、沢山の献げものを携えて幕屋へ行き、祭司エリに身柄を預け、この子を主におゆだねいたしますとお願いしました。 ハンナはサムエルを献身させたということです。そしてその場で祈った祈りがきょうの聖書です。この祈りがイエス様を出産するマリヤに引き継がれ(ルカ1:44-45)ています。神様はいのちの源です。命を造るお方であり、命を生み出すお方です。それは人間にできることではなく、神様だけの素晴らしい御業なのです。 ハンナもマリヤも救い主のお生まれを喜び祝う感謝と賛美の祈りを捧げました。10節の「主に油注がれた者の角を高く上げてくださいますように」という主に油を注がれたものとは、救い主メシヤを現わす言葉です。サムエルも油注がれたものとして、混乱するイスラエルに平和をもたらしました。 ハンナは「おごり高ぶって、多くのことを語ってはなりません。横柄なことばを口にしてはなりません」と自分の信仰を確かめるように祈りました。すべての物は神様から与えられた物であれり、私たちは信仰によってそれを受け取るだけのものだからです。立派な信仰は謙遜な人に与えられる恵みです。 祝福を祈ります。