今日の聖句5月18日(土)\(^o^)/ 主は言われた。「わたしは、エジプトにいるわたしの民の苦しみを確かに見、追い立てる者たちの前での彼らの叫びを聞いた。わたしは彼らの痛みを確かに知っている。 出エジプト3:7 あなたがたのうちのだれかが、その人たちに、「安心して行きなさい。温まりなさい。満腹になるまで食べなさい」と言っても、からだに必要な物を与えなければ、何の役に立つでしょう。 ヤコブ2:16 ************* 今週のテーマ:みことばを語るもの きょうの聖書:2テモテ4:1-4 テモテへの手紙第二4章2節3節4節 みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。というのは、人々が健全な教えに耐えられなくなり、耳に心地よい話を聞こうと、自分の好みにしたがって自分たちのために教師を寄せ集め、真理から耳を背け、作り話にそれて行くような時代になるからです。 「みことばを宣べ伝えなさい」 これはパウロが弟子である伝道者のテモテを指導している言葉です。また、「みことばを宣べ伝えなさい」とは神様が私たちクリスチャンに命じていることでもあります。みことばを宣べ伝えるのですが、そのみことばはイエス・キリストです。そして私たちが宣べ伝えるのはイエス・キリストへの信仰です。 パウロはA.D.61年からA.D.63年までローマで幽閉され、その後解放された後、ネロ皇帝のキリスト教大迫害が起こり、その渦中でA.D.68年に斬首されました。解放されてから斬首までの期間にテモテへの手紙などが執筆されました。パウロは迫害される中で死の近いことを感じつつ弟子の指導に当たったのです。 時が良くても悪くてもとはそういう過酷な状況の中に在ってもということです。伝道すればたちまち取り締まりを受けるとわかっていても伝道しなさいということです。ローマでのキリスト教迫害はおよそ300年間続きましたが、弟子たちの信仰は衰えませんでした。 使徒や弟子たちが絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めたからです。結果的にローマはキリスト教の中心地になりました。今の日本にはキリスト教への弾圧はありませんが、キリスト教を嫌う人は大勢います。教会へ誘っても簡単に人は教会へ来ません。だからと言って、伝道を止めることはできません。教会の主はイエス・キリストです。主が教会を守り、成長させてくださるのでそれを信じて伝道に励みます。 祝福を祈ります。