今日の聖句4月13日(土)\(^o^)/ この方は人を救い、助け出し、天においても、地においても、しるしと奇跡を行われる。 ダニエル6:27 もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。今私が肉において生きているいのちは、私を愛し、私のためにご自分を与えてくださった、神の御子に対する信仰によるのです。 ガラテヤ2:20 ************* 今週のテーマ:キリストの死と復活にあずかる きょうの聖書:1コリント15:2-28 コリント人への手紙第一15章20節21節22節 今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。死が一人の人を通して来たのですから、死者の復活も一人の人を通して来るのです。アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストにあってすべての人が生かされるのです。 「キリストの復活の意義」 キリストが復活したということは、単に肉体が死んで蘇生するということが重要なわけではありません。それまで、最初の人アダムせいで「死」に閉じ込められていた人間が、キリストのお陰で「いのち」を得るということだからです。きわめて重要な神学的な意味が込められているのです。 最初の人アダムによってすべての人に死がもたらされるようになったのですが、キリストによって、すべての人が「生かされる」ことになるのです。人間の総代表のようなアダムの罪のせいで、私たちは「死」から逃れることができなくなっていたのですが、キリストによって、私たちは「いのち」の中に入れられているのです。 パウロは人間を、アダムに属したままの状態の人と、キリストに属している人と分けて考えています。アダムは死を象徴し、キリストはいのちを象徴しています。問題は、アダムのせいで死がもたらされ、絶望的だった私たち人間に対して、神はキリストを遣わし、アダムと同じ影響力をもった存在として、死を打ち破り、いのちの中に私たちを招き入れてくださったのです。 キリストが来られる前の私たちは、アダムに属す状態だったのですが、キリストが来られてから私たちはキリストに属す存在として神は見てくださるのです。それを自覚し、感謝し、礼拝しながら生きることこそ、人間本来の生き方に通じるのです。 祝福を祈ります。