今日の聖句3月29日(金)\(^o^)/【受難日】 ヤコブは、神が自分と語られたその場所をベテルと名づけた。 創世記35:15 百人隊長や一緒にイエスを見張っていた者たちは、地震やいろいろな出来事を見て、非常に恐れて言った。「この方は本当に神の子であった。」 マタイ27:54 ************* 今週のテーマ:主の受難 きょうの聖書:マルコ15:33-41 マルコの福音書15章33節〜37節 さて、十二時になったとき、闇が全地をおおい、午後三時まで続いた。そして三時に、イエスは大声で叫ばれた。「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ。」訳すと「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。そばに立っていた人たちの何人かがこれを聞いて言った。「ほら、エリヤを呼んでいる。」すると一人が駆け寄り、海綿に酸いぶどう酒を含ませて、葦の棒に付け、「待て。エリヤが降ろしに来るか見てみよう」と言って、イエスに飲ませようとした。しかし、イエスは大声をあげて、息を引き取られた。 「完了した」 金曜日の朝、9時ころイエス様は十字架に釘付けられました。そして12時になったとき、闇が全地を覆い、3時まで続きました。その時、イエス様は「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ」訳すと「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」と叫ばれたのです。 この「わが神わが神どうして私をお見捨てになったのですか」というみことばは詩篇22篇1節のみことばです。この詩篇22篇はダビデがサウルに命を狙われていた時の作であると言われていますが、救い主が受難する預言であることには違いありません。イエス様は聖書の預言通りに贖いを成し遂げたのです。 この日の3時間に及ぶ闇は、昔は、日食が起こったのだろうと言われていたのですが、今は、この日には日食は無かったことが突き止められています。御父は御子の無残な死を見るに堪えず、御顔を隠されたものと思われます。また、御子が全人類の罪を背負って死なれた時、御父はその全人類の罪に対して御顔を隠されたのです。御父による赦しの成就です。 イエス様は人に捨てられ、御父である神様に捨てられたのです。只、罪のかたまりとして十字架につけられたのです。「イエスは大声をあげて、息を引き取られた」とのことですが、マタイもマルコも大声とのみ記録しましたが、ヨハネはその声は「完了した」という言葉だったと証言しています。イエス様の私たちへの救いと赦しは完了したのです。 祝福を祈ります。