今日の聖句2月14日(水)\(^o^)/ このように自ら進んで献げる力を持っているとしても、私は何者なのでしょう、私の民は何者なのでしょう。すべてはあなたから出たのであり、私たちは御手から出たものをあなたに献げたにすぎません。 1歴代誌29:14 あなたがたはただで受けたのですから、ただで与えなさい。 マタイ10:8 ************* 今週のテーマ:真の断食 きょうの聖書:マタイ9:14-17 マタイの福音書9章14節15節 ヨハネの弟子たちがイエスのところに来て、「私たちとパリサイ人はたびたび断食をしているのに、なぜあなたの弟子たちは断食をしないのですか」と言った。イエスは彼らに言われた。「花婿に付き添う友人たちは、花婿が一緒にいる間、悲しむことができるでしょうか。しかし、彼らから花婿が取り去られる日が来ます。そのときには断食をします。 「花婿と断食」 今年は本日2月14日(水)から40日間の受難節に入ります。きょうの聖書はマタイの家で盛大な宴会が開かれていたそのときのことです。ユダヤ教社会では「贖罪の日」と呼ばれている日で、当時は断食をして自分の罪を悲しみ、赦しを求める祈りの日とされていました。 パリサイ人もヨハネたちも断食していました。「断食」という言葉は原語では「身を悩ます」という意味があります。 断食が年中行事になり、形骸化し、赦しの必要条件の一つに数えられるという困った事態が生じていました。それで、赦しを求める罪人は当然断食の功徳を積むべきではないかと詰め寄ってきているのです。 イザヤ62: 5に神は花婿、御民は花嫁と表されています。イエス様はご自分を花婿として語り、救い主であることを表明しています。神の民は信仰生活を喜び、花婿の面前にいる花嫁のように、愛と平和に満ちた生き生きとした生活をすべきであると教えています。 ちなみに、断食は安息日や祝祭日には設定されておらず、花婿は「贖罪の日」の断食も免除されていたそうです。身を悩ます断食を、喜んでいる人に強要できないことは当然です。受難節はイエス様の十字架を偲びながらに生きる季節です。私たちもイエス様の十字架を仰ぎながらこの季節を生きて行きたいと思います。 祝福を祈ります。