今日の聖句12月9日(土)\(^o^)/ 主よあなたは私のたましいをよみから引き上げ私を生かしてくださいました。私が穴に下って行かないように。 詩篇30:3 まことに、まことに、あなたがたに言います。死人が神の子の声を聞く時が来ます。今がその時です。それを聞く者は生きます。 ヨハネ5:25 ************* 今週のテーマ:選ばれた人たち きょうの聖書:マタイ2:19-23 マタイの福音書2章21節22節23節 ヨセフは立って幼子とその母を連れてイスラエルの地に入った。しかし、アルケラオが父ヘロデに代わってユダヤを治めていると聞いたので、そこに行くのを恐れた。さらに、夢で警告を受けたので、ガリラヤ地方に退いた。そして、ナザレという町に行って住んだ。これは預言者たちを通して「彼はナザレ人と呼ばれる」と語られたことが成就するためであった。 「ナザレのイエス」 エジプトへ避難していたヨセフは一家はヘロデ王が死んだという知らせを受けてイスラエルに帰ってきましたがユダヤ地方は暴虐で有名なアケラオの領土になっていたので、ヨセフとマリヤの故郷であるナザレに住むことになりました。ナザレはイスラエル北部サマリヤの更にに北のガリラヤにある町で、当時はエルサレムのユダヤ人たちよりも近隣の異邦人との交わりの方が濃かったようです。 それで、エルサレムに住む人からは「田舎ものの売国奴」のように思われていたようです。しかし、それは「エルサレムと諸外国を取り持つ土地がら」ともなり得るわけで世界を救うイエス・キリストの出身地として神様が備えてくださった場所なのだとも考えられます。 それはそうとして、「ナザレ人」は明らかな蔑称です。昔の日本にも様々な蔑称で 呼ばれる人たちが大勢いました。出身地や職業、患っている病気や身体の状態などで呼ばれて、屈辱を味わっていた人たちです。そういう人たちの心にも同情できるお方としてキリストは育っていきました。 そもそもナザレという言葉はネツァール(若枝、新芽)という言葉からから生まれた名前です。これはイザヤ書11章1節の「エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶに由来します。落ちぶれたユダヤの信仰を復活させる救い主としてイエス様はお生まれになったのです。クリスマスを機会として私たちの信仰も復活させられたいと思います。 祝福を祈ります。