今日の聖句12月5日(火)\(^o^)/ 数々の咎が私を圧倒しています。しかし私たちの背きをあなたは赦してくださいます。 詩篇65:3 時が満ちて、神はご自分の御子を、女から生まれた者、律法の下にある者として遣わされました。それは、律法の下にある者を贖い出すためであり、私たちが子としての身分を受けるためでした。 ガラテヤ4:4-5 ************ 今週のテーマ:選ばれた人たち きょうの聖書:ルカ1:46-54 ルカの福音書1章46節〜49節 マリアは言った。「私のたましいは主をあがめ、私の霊は私の救い主である神をたたえます。この卑しいはしために目を留めてくださったからです。ご覧ください。今から後、どの時代の人々も私を幸いな者と呼ぶでしょう。力ある方が、私に大きなことをしてくださったからです。その御名は聖なるもの。 「マリアの賛歌」 ルカ伝の1章46節から54節は「マリアの賛歌」と呼ばれています。この賛歌は昔サムエルの母であるハンナがサムエルを授かった時の賛歌に酷似しています。1サムエル2:1-10です。サムエルはその時代の救済者として生まれました。ハンナの歌はわが子を喜ぶとともに将来イスラエルに与えられる更に優れた救い主に対する歌でもありました。 マリアがこの場面でこの歌を口にできたということは、マリアが常日頃聖書に親しんでいたことを証ししています。また、マリアが救い主のお生まれを熱望していたとも受け取れます。マリアは自分が救い主の母となるべく神様に選ばれたことを畏れを持って受け止めました。ただ御名を崇める以外にマリアには何もできません。 この賛歌の後半部分は「主はその御腕で力強いわざを行い、心の思いの高ぶる者を追い散らされました。権力のある者を王位から引き降ろし、低い者を高く引き上げられました。飢えた者を良いもので満ち足らせ、富む者を何も持たせずに追い返されました。主はあわれみを忘れずに、そのしもべイスラエルを助けてくださいました」とされています。 マリアは救い主を世界を救うお方として賛美し、平等と正義と平和を与えるお方として褒めたたえました。それは昔の預言者ののことばを通して神様がイスラエルに約束してくださったとおりに実現したことを喜ぶ言葉です。神様はご自分選んだものに対する憐れみを決して忘れないお方なのです。 祝福を祈ります。