今日の聖句11月7日(火)\(^o^)/ わたしは、彼らを牧する一人の牧者、わたしのしもべダビデを起こす。彼は彼らを養い、その牧者となる。 エゼキエル34:23 また、群衆を見て深くあわれまれた。彼らが羊飼いのいない羊の群れのように、弱り果てて倒れていたからである。 マタイ9:36 ************* 今週のテーマ:助け合い きょうの聖書:レビ19:9-10 レビ記19章9節10節 あなたがたが自分の土地の収穫を刈り入れるときは、畑の隅々まで刈り尽くしてはならない。収穫した後の落ち穂を拾い集めてはならない。また、あなたのぶどう畑の実を取り尽くしてはならない。あなたのぶどう畑に落ちた実を拾い集めてはならない。それらを貧しい人と寄留者のために残しておかなければならない。わたしはあなたがたの神、主である。 「故意の取り残し」 ここには穀物、果物など農産物の収穫に際してはやもめや孤児、旅人や貧しい人のために故意に取り残しをしなさいとという教えがあります。農作業は人がするのですが、畑も用水も種もすべて神様の所有ですから農産物の所有権は創造主である神様にあるのです。 農家は神様の土地を借用しているにすぎません。ですから農産物をすべて自分のものにしてしまうことはできないのです。土地を持てない人や働くことができない人と収穫を分け合うということは神様の基本方針にかなったことです。11月は収穫感謝の季節です。 19世紀のフランス人画家でフランソワ・ミレーと言う人が落穂ひろいという絵を描きました。旧約聖書のルツ記にルツがベツレヘムの農家ボアズの畑で大麦の落穂ひろいをして苦境をしのいだ記事があります。ボアズとルツの子孫からダビデ王が生まれ、その後裔にイエス・キリストがいます。 「故意の取り残し」という律法は私たちにイエス・キリストを与えるための神様の深い御配慮だったのかもしれません。イエス様はあまねく全世界の人に愛による救いの御手を差し伸べてくださいました。今は柿の実が取れる季節ですが、柿の木の一番上になっている実は神様のものだから収穫しないという地方もあります。創造主を崇めて恵みを分かち合い、感謝を表しましょう。 祝福を祈ります。