今日の聖句8月17日(木)\(^o^)/ ギデオンは彼らに言った。「私はあなたがたを治めません。また、私の息子も治めません。主があなたがたを治められます。」 士師記8:23 あなたがたのうちで一番偉い者は皆に仕える者になりなさい。 マタイ23:11 ************ 今週のテーマ:ヨベルの年 きょうの聖書:レビ25:39-46 あなたのもとにいるあなたの兄弟が落ちぶれて、あなたに身売りしても、彼を奴隷として仕えさせてはならない。彼はあなたのもとでは雇い人か居留者のようでなければならず、ヨベルの年まであなたのもとで仕える。 「贖い」 イスラエル人はイスラエル人の身柄を金銭で買い取っても奴隷にしてはならないという教えがここにあります。買われた人は雇人、あるいは奉公人のような扱いを受けなければならないということです。神様は人間を愛し、人間を大事にするお方なので犬猫や牛馬の様には扱わないのです。 奴隷はまさしく犬猫や牛馬の様に扱われます。しかも奴隷の子は奴隷で商品として売買されます。今の世界に4600万人の奴隷状態に置かれている人がいます。その実態は監禁や禁足などの移動を禁じることや、強制労働、強制結婚などの形です。最も多い国としてはインドや中国が上げられています。 アメリカで奴隷が解放されたのは1865年で明治維新の1年前のことでした。日本の年季奉公もある意味で奴隷に近い扱いであったのかもしれません。飢饉に見舞われた人たちが自分の子どもを労働力として期間限定の上で売り渡したのです。聖書の大きなテーマは買い戻しで、贖いという言葉で表されています。 贖いは身柄を買い戻すのですが、イエス・キリストは自分のいのちを代金として、悪魔の奴隷とされている人を神様のものとして買い戻してくださいました。悪魔は私たちの心を縛り付け、私たちの自由を奪っていましたが、私たちは今は解き放たれて自由にされ、イエス・キリストをお手本として生きられるようになりました。 祝福を祈ります。