今日の聖句8月11日(金)\(^o^)/ 神は、深くて測り知れないことも、隠されていることもあらわし、暗黒にあるものを知り、ご自身に光を宿す。 ダニエル 2:22 光はやみの中に輝いている。 ヨハネ1:5 ************ 今週のテーマ:平和 きょうの聖書:ハガイ2:3-9 ハガイ書2章4節5節6節7節 ゼルバベルよ、今、強くあれ。─主の御告げ─エホツァダクの子、大祭司ヨシュアよ。強くあれ。この国のすべての民よ。強くあれ。─主の御告げ─仕事に取りかかれ。わたしがあなたがたとともにいるからだ。あなたがたがエジプトから出て来たとき、わたしがあなたがたと結んだ約束により、わたしの霊があなたがたの間で働いている。恐れるな。まことに、万軍の主はこう仰せられる。しばらくして、もう一度、わたしは天と地と、海と陸とを揺り動かす。わたしは、すべての国々を揺り動かす。すべての国々の宝物がもたらされ、わたしはこの宮を栄光で満たす。万軍の主は仰せられる。 「ゼルバベルへの激励」 ハガイはB.C.520年ころエルサレムで活動した預言者です。同時期にはゼカリヤが居ました。バビロンに補囚されたユダヤの民はペルシヤのクロス王の命令でB.C.538年ころ第一次のエルサレム帰還を果たしています。エルサレム陥落後50年のことです。この帰還のリーダーはダビデの子孫であり、エルサレム滅亡時のエホヤキム王の孫であるゼルバベルでした。クロス王からペルシヤのユダヤ州総督に任じられたのです。 第一次帰還の宗教指導者はエホツァダクの子である大祭司のヨシュアでした。バビロンからエルサレムへ帰ってきて、城壁を立て直し、神殿を再建するという大仕事があるのですが、これに対して、サマリヤ人が妨害しました。帰還後、17年間、工事ができませんでした。ハガイが神様の言葉としてゼルバベルとヨシュアに語った激励の言葉がこの4節5節6節7節です。 神様がイスラエルと結んだ約束とは、出エジプト記19:4-6にある「あなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたはすべての国々の民の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから」というものです。ハガイはこの約束のみことばをゼルバベルとヨシュアに示して、神様が「わたしの霊があなたがたの間で働いている。恐れるな」と言っておられるので、再建工事に取りかかりなさいと励ましたのです。 激励の言葉は7節8節9節と進み、「銀はわたしのもの。金もわたしのもの。─万軍の主の御告げ─この宮のこれから後の栄光は、先のものよりまさろう。万軍の主は仰せられる。わたしはまた、この所に平和を与える」と言われました。この時再建された神殿が第二神殿と呼ばれ、A.D.70年まで500年間残りました。今はありません。今イスラエルの市内に五分の一サイズの模型ができています。ネット検索でも見ることができます。 祝福を祈ります。