今日の聖句8月10日(木)\(^o^)/ 見よ。彼の心はうぬぼれていて、まっすぐでない。しかし、正しい人はその信仰によって生きる。 ハバクク2:4 ですから、すべての汚れやあふれる悪を捨て去り、心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます。 ヤコブ 1:21 ************ 今週のテーマ:平和 きょうの聖書:イザヤ2:3-9 イザヤ書2章6節7節98節 まことに、あなたは、あなたの民、ヤコブの家を捨てられた。彼らがペリシテ人のように東方からの者、卜者で満ち、外国人の子らであふれているからだ。その国は金や銀で満ち、その財宝は限りなく、その国は馬で満ち、その戦車も数限りない。その国は偽りの神々で満ち、彼らは、自分の手で造った物、指で造った物を拝んでいる。 「堕落と混乱」 再びイザヤ書2章ですが、2節から4節までの終末における祝福の姿とは真逆なイスラエルとエルサレムの堕落と混乱の姿が描かれています。イスラエルは神様から捨てられて滅びるのです。理由は勿論、偶像礼拝です。ペリシテが拝んでいるダゴン、アシュタロテ、バアル・セブブを崇拝し、アッシリヤに倣って占い師を頼りにしたのです。 エルサレムの町には異教徒が大勢住み付き、エルサレムはあたかも異邦人の町の偶像礼拝場所のようになっていたのです。神様としてはとても容認できず、ネブカデレザルを用いて町を破壊し、人が住めないようにする以外に打つ手が無くなっていました。エルサレムの滅亡はまことに悲しい出来事ですが、これが偶像例派の結末なのです。 エルサレムに軍馬や戦車を持ち込んだのはソロモンが最初です。軍備拡張を進め、商工業を発展させ、諸外国との交流が盛んになり、国は豊に繁栄しました。しかしその裏側は、犯罪と暴虐、堕落と混乱を極めていたのです。ネブカデレザルは殆ど犠牲を払うことなく、腐ったエルサレムを廃墟としてしまいました。 この時のエルサレムの姿は、自分の手で造った物、指で造った物を拝んでいる、今の世界の姿によく似ています。核兵器やミサイル、民主主義と呼ばれている利己主義が高らかに褒めちぎられています。何より恐ろしいのは、造り主より、自分の考えを優先する自己中心です。エルサレムが滅ぼされて、今の世界が滅ぼされないという保証はありません。悔い改めて神様に立ち帰る以外に救いはありません。 祝福を祈ります。