今日の聖句8月3日(木)\(^o^)/ あなたがたの真実の愛は朝もやのよう、朝早く消え去る露のようだ。 ホセヤ6:4 たとえ私が人の異言や御使いの異言で話しても、愛がなければ、騒がしいどらや、うるさいシンバルと同じです。 1コリント13:1 ************* 今週のテーマ:滅びの中にも きょうの聖書:エレミヤ23:1-8 エレミヤ書23章3節4節5節 わたしは、わたしの群れの残りの者を、わたしが追い散らしたすべての地から集め、元の牧場に帰らせる。彼らは多くの子を生んで増える。わたしは彼らの上に牧者たちを立てて、彼らを牧させる。彼らは二度と恐れることなく、おびえることなく、失われることもない─主のことば。見よ、その時代が来る。─主のことば─そのとき、わたしはダビデに一つの正しい若枝を起こす。彼は王となって治め、栄えて、この地に公正と義を行う。 「正しい若枝」 エレミヤはエルサレムがバビロニヤのネブカデレザル王によって滅ぼされる45年前から滅ぼされた後の10年後までおよそ55年間にわたってエルサレムで活動した預言者でした。エレミヤは政治と宗教の指導者たちを「牧場の群れを滅ぼし散らしている牧者たち」と呼んで強く批判しています。 そしてエレミヤは神様のことばとして、「わたしが追い散らしたすべての地から集め、元の牧場に帰らせる」と語り、バビロンに捕囚されたユダヤの民を再びエルサレムに連れ帰るという約束を語っています。更に、その帰還民に対してダビデの子孫の中から新しく公正と義を行う指導者を立ててエルサレムを救うと約束しました。 神様を捨てて偶像礼拝に陥り、終に国家そのものが滅ぼされてしまったイスラエルでしたが、神様のイスラエルを選んで神の民とした事実は消えることがなく、滅びた後もダビデの子孫の中から救い主を生まれさせ、イスラエルとユダヤ、更に全世界まで救うキリストを誕生させる民族として用い続けるのです。 エルサレム滅亡エルサレム帰還という出来事の中には、神様は罪を犯した人には必ず処罰を加えるお方であり、また、神様に立ちかえる人には豊かな恵みをもって祝福してくださるお方であることが色濃く表されています。パウロはこのことを「神の賜物と召命は、取り消されることがないからです」(ローマ11:29)という言葉で現わしています。その恵みは私たちにも豊かに注がれました。 祝福を祈ります。