今日の聖句6月26日(月)\(^o^)/

たとえ死の陰の谷を歩むとしても私はわざわいを恐れません。あなたがともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖それが私の慰めです。
詩篇23:4

私たちは四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方に暮れますが、行き詰まることはありません。
2コリント4:8

*************

今週のテーマ:教会の成長
きょうの聖書:使徒11:19-26

使徒の働き11章19節20節21節

ステパノのことから起こった迫害により散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで進んで行ったが、ユダヤ人以外の人には、だれにもみことばを語らなかった。ところが、彼らの中にキプロス人とクレネ人が何人かいて、アンティオキアに来ると、ギリシア語を話す人たちにも語りかけ、主イエスの福音を宣べ伝えた。そして、主の御手が彼らとともにあったので、大勢の人が信じて主に立ち返った。

「アンティオキヤ伝道」

反キリストの立場をとるパリサイ派の人々によってステパノが投石を受けて死亡するという事件がありました。それを切っ掛けにしてユダヤ人によるキリスト教会迫害に火が付きました。エルサレムにいた信者たちは近隣諸国へ避難しながらユダヤ人にキリストの復活を宣べ伝えていたのです。

シリヤの地中海に面したところにアンティオキヤという町があり、そこにとどまって宣教する弟子たちのグループがありました。キプロス人とクレネ人とはキプロスやクレネ生まれのユダヤ人という意味です。この人たちはペンテコステに降った聖霊を目撃していたのかもしれません。

この人たちがアンティオキヤでギリシヤ語を話すユダヤ人にもシリヤ人にもキリストの復活を伝えて伝道したのです。ここで福音は一気に広がりアンティオキヤは初代教会の宣教基地になっていきました。ユダヤ人には異邦人とは交際しないという習慣がありましたが聖霊を受けた弟子たちは積極的に異邦人伝道に入っていきました。

それぞれの国や地域にそれぞれの文化や風習というものがあるのですが、その文化や風習を否定せずに、キリストの復活とキリストの十字架による罪の赦しを宣教することによって宣教は拡大していきます。寛容な心をもってお互いにお互いを尊重し、尊敬しあうところにキリストの栄光が現れます。

祝福を祈ります。