今日の聖句5月11日(木)\(^o^)/ 「ぶどうの房の中に甘い汁があるのを見れば、『それを損なうな。その中に祝福があるから』と言うように、わたしも、わたしのしもべたちのために、そのすべては滅ぼさない。」 イザヤ65:8 神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。 ヨハネ3:17 ************* 今週のテーマ:聖書 きょうの聖書:イザヤ43:16-20 イザヤ書43章19節20節 見よ、わたしは新しいことを行う。今、それが芽生えている。あなたがたは、それを知らないのか。必ず、わたしは荒野に道を、荒れ地に川を設ける。野の獣、ジャッカルや、だちょうも、わたしをあがめる。わたしが荒野に水を、荒れ地に川を流れさせ、わたしの民、わたしの選んだ者に飲ませるからだ。 「愛と希望の書」 イザヤが預言者として活動していた中期にユダではヒゼキヤが王位にあり、北イスラエルではホセアが王位にありましたが、その時、アッシリヤに攻め滅ぼされてしまいました。原因は偶像礼拝による堕落です。偶像礼拝とは真理から目を逸らし、自分の悪い欲望を満たす生き方です。 宗教家も政治家も軍人も偶像礼拝ら染まり、その結果、国全体が無秩序に堕落してしまうのです。自分がそういう国に生きているのかと思うと絶望するばかりです。北イスラエルがたどった道筋を南のユダ王国も歩いているわけで、とても将来への希望は持てません。むしろ絶望状態です。 そこで神様はイザヤを通して、ユダとエルサレムに「見よ、わたしは新しいことを行う。今、それが芽生えている。あなたがたは、それを知らないのか」と語り、神の救いと信仰のリバイバルを告げました。「野の獣、ジャッカルや、だちょう」とはイスラエルに牙をむいて襲い掛かるアッシリヤやバビロニヤその他の国々です。神の敵と思われるような諸国も神様を崇めるようになると預言しています。 神様はご自身を裏切り、敵対していた者たちに救いと信仰の回復を備えているという預言です。神様は愛と救いを備えて私たちすべての人間が神様の元に立ち帰り、御名を崇めて賛美するように待っていてくださるのです。聖書全体が私たち読者にそえのように呼び掛けているのです。ですから聖書を読む私たちの希望は尽きず、豊かな神様の愛に包まれて生きられるのです。 祝福を祈ります。