今日の聖句4月20日(木)\(^o^)/ わたしはこの都を守って、これを救う。 2列王記19:34 小さな群れよ、恐れることはありません。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国を与えてくださるのです。 ルカ12:32 ************* 今週のテーマ:神の民 きょうの聖書:出エジプト34:1-9 出エジプト記34章6節7節8節 主は彼の前を通り過ぎるとき、こう宣言された。「主、主は、あわれみ深く、情け深い神。怒るのに遅く、恵みとまことに富み、恵みを千代まで保ち、咎と背きと罪を赦す。しかし、罰すべき者を必ず罰して、父の咎を子に、さらに子の子に、三代、四代に報いる者である。」モーセは急いで地にひざまずき、ひれ伏した。 「モーセと十戒」 ここで言われる彼とはモーセのことです。この出来事が起こる前にモーセはシナイ山に登り、神様から十戒の書かれた石の板を授かりました。それを持っ下山したところ民は偶像を祭ってドンチャン騒ぎをしていたのです。怒ったモーセはその石板を叩きわってしまいました。また、モーセは民に厳しい処罰も与えました。 その後、再度、シナイ山に登ったところがきょうの聖書です。神様は再びモーセに現れ、「主は、あわれみ深く、情け深い神。怒るのに遅く、恵みとまことに富み、恵みを千代まで保ち、咎と背きと罪を赦す」と寛容を示されました。また、併せて「罰すべき者を必ず罰して、父の咎を子に、さらに子の子に、三代、四代に報いる者である」と厳しさも示しています。 パウロはローマ人への手紙11章22節で、「ですから見なさい、神のいつくしみと厳しさを」と述べています。ここに神様の教育の原点があります。神様は愛と恵に豊かな慈愛の神様ですが、罪に対しては決して妥協しない厳しいお方なのです。それを学ばせることが神様の導きだということです。 罪とは自己中心であり、全ての罪と悪は自己中心を根として生まれてきます。イスラエルに対しても現代のクリスチャンである私たちに対しても、神様は厳しく偶像礼拝を禁じ、自己中心を罪として戒めています。十戒は神様に対しても人に対しても決して自己中心であってはならないということを明示しているのです。 祝福を祈ります。