今日の聖句4月5日(水)\(^o^)/ 主は正義と公正を愛される。 詩篇33:5 あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。 2コリント8:9 ************* 今週のテーマ:イエスの十字架 きょうの聖書:ヨハネ18:28-38 ヨハネの福音書18章37節38節 ピラトはイエスに言った。「それでは、あなたは王なのか。」イエスは答えられた。「わたしが王であることは、あなたの言うとおりです。わたしは、真理について証しするために生まれ、そのために世に来ました。真理に属する者はみな、わたしの声に聞き従います。」ピラトはイエスに言った。「真理とは何なのか。」こう言ってから、再びユダヤ人たちのところに出て行って、彼らに言った。「私はあの人に何の罪も認めない。 「真理」 イエス様はカヤパの尋問を受けた後、ローマの総督ピラトの官邸に連行されました。この37節のやりとりの後、38節で「私は、あの人には罪を認めない」という結論に至りまして、強盗のバラバを釈放しようか、それともイエスを釈放しようかと提案しましたが、ユダヤ人たちはバラバの釈放を求め、イエス様にはローマの死刑、十字架を負わせることになっていきます。 イエス様は神の国の王であって、地球上に領土区分を持つ国家の王ではありません。神の国とは「神の支配」という意味です。イエス様を信じるクリスチャンはイエス様とイエス様のみことばに身を委ね、心も委ねて生きています。王様であるイエス様の御支配を受け、イエス様の声に聞き従う神の国の国民なのです。 真理とは、神の義と神の愛という互いに矛盾する二つのものを同時に両立させる十字架による御子の死を指しています。神の義を立てれば罪人を裁かなければならず、神の愛を立てて人を赦せば神の義は地に落ちてしまう。神の愛と神の義を同時に満足させるには、御子が御父の裁きを受けて死に、その身代わりの死によって、すべての人の罪を赦す、これこそ人類救済の永遠の真理なのです。 この真理を実証するためにイエス様は生まれました。この真理によって救われ、この真理を共有するクリスチャンは、イエス様を王様として礼拝し、イエス様のお声に従う生活をするのです。イエス様は愛と真実によって私たちを生かし、私たちを養育し、成熟した神の子へと導いて下さいます。 祝福を祈ります。