今日の聖句2月22日(水)\(^o^)/【灰の水曜日】

主に向かって歌い、主をほめたたえよ。主が貧しい者のいのちを、悪を行う者どもの手から救い出されたからだ。
エレミヤ20:13

マリアは言った。「私のたましいは主をあがめ、私の霊は私の救い主である神をたたえます。この卑しいはしために目を留めてくださったからです。
ルカ1:4-48

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今週のテーマ:神の愛
きょうの聖書:哀歌:3:31-33

哀歌3章31節32節33節

主は、いつまでも見放してはおられない。主は、たとえ悲しみを与えたとしても、その豊かな恵みによって、人をあわれまれる。主が人の子らを、意味もなく、苦しめ悩ませることはない。

「人をあわれまれる」

「哀歌」という書名は文語訳聖書では「エレミヤ哀歌」とされています。バビロニヤ軍によってユダ王国は滅ぼされ、神の都エルサレムは瓦礫の山とされてしまいました。これは、その瓦礫の山に座り込んでエルサレムのために悲しみの涙と共に書き綴られたエレミヤの祈りの詩です。

神様は憐れみの神様です。偶像礼拝に埋没してしまったイスラエルをそのまま放置できなかった神様であり、また、再び真の信仰に立ち帰らせるために神の民におおきな懲らしめが与えられましたが、神様は憐れみ深く神の民への愛を注ぎ続けています。神様は民をエルサレムへの帰還させる計画を立てています。

バビロンへ捕囚として連行された民に対して、バビロンの当局は捕囚民に対して寛大な政策を取ります。ダニエルなどは国王の側近で働く高官の地位を与えられました。そこに働いていたのが神様の憐れみ深い取り扱いです。一般のユダヤ人も安定し生活を送ることができたのです。

多くの人がそれぞれの人生の中で、言葉では言い表せないほどの苦しみを経験するのですが、神様は一人一人に「いつまでも見放してはおられない」と語りかけてくださいます。唇をかみしめて涙をこらえるような日が続いても、いつの日か神様は再びその人を愛の懐に抱きしめてくださるようになるのです。神様は真実な方ですからこの約束に偽りはありません。

祝福を祈ります。