今日の聖句2月20日(月)\(^o^)/ 女から生まれた人間は、その齢が短く、心乱されることで満ちています。花のように咲き出てはしおれ、影のように逃げ去り、とどまることがありません。 ヨブ14:1-2 私たちは、いつまでも続く都をこの地上に持っているのではなく、むしろ来たるべき都を求めているのです。 ヘブル13:14 ************* 今週のテーマ:神の愛 きょうの聖書:ホセア11:1-4 ホセア書11章1節2節3節 イスラエルが幼いころ、わたしは彼を愛し、エジプトからわたしの子を呼び出した。彼らは、呼べば呼ぶほどますます離れて行き、もろもろのバアルにいけにえを献げて、刻んだ像に犠牲を供えた。このわたしがエフライムに歩くことを教え、彼らを腕に抱いたのだ。しかし、わたしが彼らを癒やしたことを彼らは知らなかった。 「離れた」 ホセアは北イスラエル王国で活動した預言者でした。同時期に北イスラエルではアモスとヨナがいました。南ユダ王国ではイザヤとミカが活動していました。ホセアはイザヤよりも15年ほど早く活動し、20年ほどイザヤと重なって働いていました。ホセアが天に召された後、北イスラエルはアッシリヤ帝国に滅ぼされました。その時の北イスラエルの国王は同じホセアという名前でした。ホセアとは救いという意味です。 ホセアはこの11章から14章までイスラエルに対する神の愛を説いています。それは神様が北王国の民に悔い改めてご自分だけを礼拝するように求めるものです。間もなく滅亡しようとしている北王国で宗教指導者は国の救いを偶像に求め、政治指導者はアッシリヤやエジプトに求めていたからです。民は姦淫と暴力に耽るという有様です。 きょうの聖書の1節と3節でイスラエルを救い、イスラエルを養ったのは主である神様だと訴えています。3節のエフライムはイスラエルと同義語であり特に北イスラエルの別称として用いられています。2節では神様がイスラエルを呼べば呼ぶほど民は神様から離れてしまったと嘆いています。イスラエルは神様によって生かされていることを知らないのです。 神様はイスラエルをご自分の子として愛して養い、4節では「わたしは人間の綱、愛の絆で彼らを引いてきた」と語って、牛馬や奴隷としてではなく人としての愛情をこめて導いてきたと証しています。それなのにイスラエルは神様に背き、神様に敵対して偶像に仕えているとイスラエルの罪を糾弾しています。神様以外の物に頼り、神様以外の物を当てにするという点では私たちも十分注意する必要があります。 祝福を祈ります。