今日の聖句12月22日(木)\(^o^)/ 神を求める者たちよあなたがたの心を生かせ。 詩篇69:32 エリサベツがマリアのあいさつを聞いたとき、子が胎内で躍り、エリサベツは聖霊に満たされた。 ルカ1:41 ************* 今週のテーマ:イエスの誕生 きょうの聖書:ルカ2:1-7 ルカの福音書2章4節〜7節 ヨセフも、ダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。身重になっていた、いいなずけの妻マリアとともに登録するためであった。ところが、彼らがそこにいる間に、マリアは月が満ちて、男子の初子を産んだ。そして、その子を布にくるんで飼葉桶に寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。 「サイレント・ナイト」 救い主の誕生は神様のみわざですが、ベツレヘムで生まれるという預言の成就のために、ローマ皇帝アウグストが発したこの人口調査は不可欠でした。もし、この人口調査がなかったらヨセフもマリアもベツレヘムには来ることはなかったでしょうし、旧約の預言も成就しませんでした。 神様はいろいろな現実的な人間の歴史の中で、そのみわざを実行なさいます。社会的には、あたかも皇帝アウグストが天下を取っているかのように見えます。でも、実際は神様の許しがあって、神様のみわざを実行に移すためのそこに置かれているにすぎません。 お生まれになったイエス様が布に包まれて飼い葉おけに寝かされたのですが、ヨセフとマリヤはまったくの、無名の貧しい若いカップルだったのです。歴史を支配しておられる神様が、大事な、大事な救い主をこの地上に送るために用いられた二人でしたが、社会的にはまったく無視されていた名前も知られていない若い無力なふたりでした。 マリアはこの時点で、救い主の母となることを知っていましたし、ヨセフもマリアのおなかの中には神様からの特別な赤ちゃんが宿っていることを知っていました。 しかし、彼らはそのことのゆえに他者に何かを要求せず、そのことゆえに決して威張ったり、見せびらかしたり、吹聴したりしませんでした。静かで厳かで清らかな夜でした。 祝福を祈ります。