今日の聖句12月21日(水)\(^o^)/ この苦しむ者が呼ぶと主は聞かれすべての苦難から救ってくださった。 詩篇34:6 恐れることはありません、ザカリヤ。あなたの願いが聞き入れられたのです。 ルカ1:13 ************* 今週のテーマ:イエスの誕生 きょうの聖書:ルカ1:67-80 ルカの福音書1章68節〜71節 ほむべきかな、イスラエルの神、主。主はその御民を顧みて、贖いをなし、救いの角を私たちのために、しもべダビデの家に立てられた。古くから、その聖なる預言者たちの口を通して語られたとおりに。この救いは、私たちの敵からの、私たちを憎むすべての者の手からの救いである。 「ベネディクト」 ルカの福音書1章68節から79節までの詩をザカリヤのベネディクトと言います。それは、「ほむべきかな」と言う言葉で始まっているからで、その言葉がラテン語でベネディクトだからです。この賛歌は旧約聖書の詩篇、エゼキエル書、ミカ書、マラキ書、イザヤ書、エレミヤ書などの預言の成就として作られています。 不信仰のために話せなくなっていたザカリヤでしたが、舌が解かれて話せるようになると聖霊の感動を受けて、高らかに救い主が生まれることを預言しました。合わせて、自分の子、ヨハネが救い主の道を整える働きをすると預言しています。ザカリヤは救い主は必ず自分が生きている間に到来すると確信しているのです。 72と73節の「主は私たちの父祖たちにあわれみを施し、ご自分の聖なる契約を覚えておられた。私たちの父アブラハムに誓われた誓いを」は明らからに創世記の神様のアブラハムへの祝福の約束の成就として救い主が生まれるのだということを宣言しています。 ザカリヤは、アブラハムに始まり、永遠につながる歴史において、神様が主権を持って働いておられることを思い起こしています。出エジプトもバビロンからの帰還も、そして罪の闇を破り光に満ちる救いの完成もすべて神様の憐れみによる素晴らしい御業であると心に感じて神様を褒めたたえたのです。主はほむべきかな! 祝福を祈ります。