今日の聖句10月29日(土)\(^o^)/ 天よ、喜びの声をあげよ。地よ、小躍りせよ。山々よ、歓喜の声をあげよ。主がご自分の民を慰め、その苦しむ者をあわれまれるからだ。 イザヤ49:13 私たちの主イエス・キリストの父である神、あわれみ深い父、あらゆる慰めに満ちた神がほめたたえられますように。神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。 2コリント1:3-4 ************ 今週のテーマ:献げる きょうの聖書:マタイ26:6-13 マタイの福音書26章12節13節 この人はこの香油をわたしのからだに注いで、わたしを埋葬する備えをしてくれたのです。まことに、あなたがたに言います。世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられるところでは、この人がしたことも、この人の記念として語られます。 「マリヤの献げもの」 イエス様がエルサレム近郊のベタニヤ村でツアラトを患っているシモンの家におられると、一人の女性が大変高価な香油の入った石膏の壺を持ってみもとに来て食卓についておられたイエス様の頭に香油を注いだ。という出来事を受けての話です。因みに現在の価格をインターネットで検索したら10t4000円で販売されていました。 これを見た弟子たちは憤慨して「この香油なら高く売れて、貧しい人たちに施しができたのに」といって大騒ぎになりました。その騒ぎを制したのがこの12節13節のイエス様のことばです。これは、一死をもって全人類を死と罪の呪いから救おうというイエス様の十字架の唯一の用意だったのです。 ユダヤ教指導者たちは、イエス様を神を冒涜する大罪人として殺そうとしています。しかも、弟子たちはイエス様が十字架の死に直面していることを忘れてしまっている有様です。そんな中でこの女性はイエス様の頭から香油を注いでイエス様を文字通りの「油注がれた者」=「神から遣わされたメシヤ」として礼拝しているのです。 それで、この出来事はイエス様をメシヤとして礼拝したこととして「世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられるところでは、この人がしたことも、この人の記念として語られます」と極上のお褒めの言葉をいただいているのです。神様からも捨てられるという状況の中で、一人、自分を理解し、十字架前のひと時、一緒に食事をしてくれる人がいてくれたということはイエス様にとってどれほど大きな励ましになったことでしょう。 祝福を祈ります。