今日の聖句10月15日(土)\(^o^)/ 私は主を仰ぎ見、私の救いの神を待ち望む。私の神は私の言うことを聞いてくださる。 ミカ7:7 上にあるものを思いなさい。地にあるものを思ってはなりません。 コロサイ3:2 ************ 今週のテーマ:宣教者 きょうの聖書:使徒28:23-31 使徒の働き28章28節・30節31節 神のこの救いは、異邦人に送られました。彼らが聞き従うことになります。パウロは、まる二年間、自費で借りた家に住み、訪ねて来る人たちをみな迎えて、少しもはばかることなく、また妨げられることもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストのことを教えた。 「福音は妨げられない」 きょうの聖書は使徒の働きの巻末部分ですが、パウロの宣教活動はこの後も引き続き継続されました。この場面ではパウロがローマ皇帝から監視されています。パウロには番兵がそばにいて監視していますが、自費で借りた家に住んでいます。訪問してくる人に伝道し、遠隔地には書簡を発送して活動しています。 パウロの宣教の言葉を聞いて信じた人もいましたが、信じようとしない人びともいました。それで、神のこの救いは、異邦人に送られましたという説明がついています。ここでの伝道の一つの実がピレモンへの手紙で言われているオネシモです。権力者の監視を受けているから伝道できないということはないのです。 そればかりか、監視している番兵にも伝道してキリストの救いを伝えていたのです。私たちは伝道に好都合な環境で生活することがあり、伝道には不都合な環境に置かれる場合もありますが、キリストは復活して生きているのであり、福音そのものに神様のいのちがあるので福音宣教が何者かによって妨げられることはないのです。 パウロはこの後釈放されてスペインへ宣教し、ギリシヤやその他の国々で伝道していたと伝えられています。パウロのこのような宣教活動の記録は私たちにも大きな希望と励ましを与えるものです。戦時中の牧師や信徒の皆さんが弾圧を受ける中で「神のことばは繋がれず」を合言葉にして困難な時代を乗り越えたということも私たちには力強い励ましです。 祝福を祈ります。