今日の聖句10月6日(木)\(^o^)/ 主の道は平らだ。正しい者はこれを歩み、背く者はこれにつまずく。 ホセヤ14:9 ですからあなたがたは、現に行っているとおり、互いに励まし合い、互いを高め合いなさい。 1テサロニケ5:11 ************* 今週のテーマ:前進 きょうの聖書:創世記32:22-30 創世記32章26節27節28節 「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」ヤコブは言った。「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。」その人は言った。「あなたの名は何というのか。」彼は言った。「ヤコブです。」その人は言った。「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたが神と、また人と戦って、勝ったからだ。」 「ヤコブの前進」 ヤコブは母リベカから生まれた時、兄エサウのかかとをつかんで生まれてきたと言われています。成人した時、父イサクの遺産を継承するのは長男のエサウだったはずでしたが、ヤコブは策略をもって兄を出し抜き、相続権を奪ってしまいました。その後兄の仕返しをおそれて母の実家であるトルコのハランへ逃亡します。 ハランでは叔父ラバンの羊の世話をしたのですが、ラバンの羊は白でした。ヤコブは自分の収入がないので、黒い羊と白い羊を掛け合わせ、大半を黒羊してしまい、自分の羊にしてしまいました。そして、妻子と自分の財産を連れて故郷に帰るのですが、ヤボクの渡しまで来た時に、兄が手勢を引き連れて迎撃するという情報に接しました。 恐れたヤコブは羊や奴隷と妻子を先に川を渡らせて自分一人残っている所へあるひとりの人が来て夜明けまで格闘になったのです。その人が「わたしを去らせよ。夜が明けるから」と言いましたが、ヤコブは「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ」と言って粘りました。その人はヤコブにイスラエルと言う名を与え、祝福して去りました。 ヤコブとは、「取り代わる人」と言う意味で、イスラエルとは「神は戦士」と言う意味です。ヤコブは終始自分の祝福を優先して求める人でした。ヤコブは神様の祝福を求めて生き、祝福に向かって前進する人だったのです。私たちもあきらめずに夜明けまで、神様の祝福を祈り求める信仰を持っていきたいものだと思います。 祝福を祈ります。