今日の聖句10月1日(土)\(^o^)/ 彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、その打ち傷のゆえに、私たちは癒やされた。 イザヤ53:5 キリストは自ら十字架の上で、私たちの罪をその身に負われた。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるため。 1ペテロ2:24 ************ 今週のテーマ:神の愛 きょうの聖書:ルカ7:11-17 ルカの福音書7章13節14節15節 主はその母親を見て深くあわれみ、「泣かなくてもよい」と言われた。そして近寄って棺に触れられると、担いでいた人たちは立ち止まった。イエスは言われた。「若者よ、あなたに言う。起きなさい。」すると、その死人が起き上がって、ものを言い始めた。イエスは彼を母親に返された。 「ナイン村のやもめ」 ナイン村に若い息子と二人で暮らしていたやもめがいました。ナイン村はカペナウムの南西50キロほどの所にあった小さい村でした。その息子が死んで埋葬のための葬列が出たところへイエス様一行が到着しました。イエス様はこのやもめに深く同情して「泣かなくてもよい」と言い、棺に触れ、「若者よ、あなたに言う。起きなさい」と言われ、息子を生き返らせました。 イエス様は三人を生き返らせました。一人はこの若者であれり、もう一人は「タリタ、クミ」と呼び掛けて生き返らせた少女です。三人めはマルタとマリヤの弟のラザロです。この三回の奇跡の中で一番つらく悲しみに沈んでいたのはこのナインのやもめです。この女性は早くに夫を亡くし、苦労して育てた一人息子を失いました。 今は女性も自立して生計を立てられるようになりましたが、昔のまずしい農村では女性は夫の経済力に支えられなければ生きることはできませんでした。このやもめは息子の死によって生きる道を失ってしまったのです。絶望のためにすっかり沈み込んでいたところへ救い主イエス様が現れました。そして、息子を生き返らせてくれました。 イエス様はすべての人に温かいまなざしを向けてイザという時には助けに来てくださるお方です。直接生き返らせるかどうかは別にして、慰め、励まし、生きていく道を授けてくださいます。特に、忘れられた、見過ごされた、あるいは自分は取るに足りないと感じるときには、このナインのやもめを思い出せるように 心にとどめておきたいと思います。 祝福を祈ります。