今日の聖句8月13日(土)\(^o^)/ 私は逆らわず、うしろに退きもせず、打つ者に背中を任せ、ひげを抜く者に頬を任せ、侮辱されても、唾をかけられても、顔を隠さなかった。 イザヤ50:5-6 見よ、世の罪を取り除く神の子羊。 ヨハネ1:29 ************ 今週のテーマ:平和の主 きょうの聖書:エペソ2:14-22 エペソ人への手紙2章14節15節16節 実に、キリストこそ私たちの平和です。キリストは私たち二つのものを一つにし、ご自分の肉において、隔ての壁である敵意を打ち壊し、様々な規定から成る戒めの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、この二つをご自分において新しい一人の人に造り上げて平和を実現し、二つのものを一つのからだとして、十字架によって神と和解させ、敵意を十字架によって滅ぼされました。 「敵意の廃棄」 この言葉は、当時の社会にで「異邦人」と呼ばれていた人たちにとって、どれほど大きな喜びだったでしょう。ユダヤ人から蔑視されていた異邦人クリスチャンに対する大解放の宣言です。今は人権保護が高く認められるようになりましたが、一昔前まで人権は無視されて当然の時代が長く続いていました。 自分とは、まったく関係なかった世界、自分には関係ないと思われていた救い、異邦人たちにとっては、欲しくても手を出すことができないものと感じていたと思います。イエス・キリストは創造者の権威によって全世界のすべての人に救いを与えたばかりでなく万物を滅びから贖ったのです。 今まで入手不可能、絆不成立で当然だと思っていた、神との関係や恵みによる救いが異邦のクリスチャンたちにも提供されているとパウロは教えたのです。このメッセージは、異邦人社会にとっては、まさに希望の言葉だったと思います。ですから私たちは大胆に伝道できるのです。 14節で「キリストこそ私たちの平和です」とパウロは断言しました。神と人間との間の平和ばかりでなく、異邦人とユダヤ人という差別も撤廃し、敵意も取り除いてくださったのだというのです。それは広く対立関係の中に在るすべての人と社会に当てはめられるものです。ウクライナとロシヤ、台湾と中共も含まれます。 祝福を祈ります。