今日の聖句6月24日(金)\(^o^)/ 主のおしえは完全でたましいを生き返らせ、主の証しは確かで浅はかな者を賢くする。 詩篇19:7 ヨハネは答えた。「下着を二枚持っている人は、持っていない人に分けてあげなさい。食べ物を持っている人も同じようにしなさい。」 ルカ3:11 ************ 今週のテーマ:神への問いかけ きょうの聖書:詩篇108:1-6 詩篇108篇1節〜4節 神よ私の心は揺るぎません。私は歌いほめ歌います。私の心の底も。琴よ竪琴よ目を覚ませ。私は暁を呼び覚まそう。主よ私は諸国の民の間であなたに感謝しもろもろの国民の間であなたをほめ歌います。あなたの恵みは大きく天の上に及びあなたのまことは雲にまで及ぶからです。 「洞穴で」 詩篇108篇の1節〜5節は詩篇57篇の再掲です。詩篇57篇はダビデがサウル王に命を狙われた時、アドラムの洞穴に潜んで難を逃れた時の祈りが記録されています。サウルは親衛隊を率いてダビデを殺そうとして襲い掛かりましたが、ダビデは神様の真実に信頼して神様の保護の中に入りました。 神様を賛美している詩なので、一読すると幸福に満たされた状態で作られたのかなと思いそうですが、実は命からがらの恐怖のただなかで作られたものです。詩篇108篇の作者はバビロンからの帰還者です。詩篇57篇と詩篇60篇を合わせて108篇を作り、神殿での礼拝で聖歌隊に歌わせています。帰還民は難を逃れた喜びをダビデと共有したのです。 苦しい状況に追い込まれて「なぜですか」と神様に問いかける場合もあり、殺されそうになっていて「私は歌いほめ歌います」と賛美することもあるのです。暁とは夜明けのことです。暁を呼び覚ますとは、真っ暗な洞穴の一番奥に潜んでいるダビデが明るい朝になる前に神様に向かって賛美するということです。 ダビデは神様が憐れみと真実に富むお方なので、闇の中で感謝し、賛美しようと決心したのです。パウロも濡れ衣を着せられ牢獄に閉じ込められた夜中に賛美の歌を歌いうと、いきなり大地震が起こって、獄舎の土台と扉が壊れてしまったという記事が使徒の働き16章に在ります。確かに神様は信じる私たちを助けてくださいます。 祝福を祈ります。