今日の聖句6月15日(水)\(^o^)/ 主はあなたを行くにも帰るにも今よりとこしえまでも守られる。 詩篇121:8 主は真実な方です。あなたがたを強くし、悪い者から守ってくださいます。 2テサロニケ3:3 ************ 今週のテーマ:安息とヨベル きょうの聖書:レビ25:13-17 レビ記25章13節〜16節 このヨベルの年には、あなたがたはそれぞれ自分の所有地に帰る。もしあなたがたが、同胞に土地を売ったり同胞から買ったりするときは、互いに損失を与えないようにしなさい。ヨベルの後の年数にしたがって、あなたの同胞から買い、収穫年数にしたがって相手もあなたに売る。年数が多ければ、それに応じてあなたはその買い値を増し、年数が少なければ、それに応じてその買い値を減らさなければならない。彼があなたに売るのは収穫の回数だからである。 「贖い」 土地の売買は収穫年数の売買であると定められています。50年後には元の持ち主の所有に戻るので買えるのは収穫の回数だけだということです。50年に満たずに土地を買い戻せるという規定もあります。売却した人の血縁者に買い戻しの権利が与えられていました。 実例としては、ルツ記の記録があります。ベツレヘム出身のエリメレクは土地を売却してモアブへ転出した後、死亡しました。妻のナオミは嫁であるルツを連れてエルサレムに帰ってきました。親類のボアズがエリメレクの土地を買い戻してルツと結婚したということです。ここに買い戻しの教えがあります。 買い戻しとは「贖い」とも言います。贖いの意味は主に買い取るという意味で使われますが、買い戻すという意味でも使われる言葉です。私たちは悪魔に奪われていたのですが、神様は私たちをキリストの血を代価として悪魔から買い戻してくれたのです。それで私たちは贖われたというのです。 聖書にあるイスラエルの歴史でヨベルが実行され地という記述はありません。土地が元の持ち主に返還されたということはないのです。このヨベルの規定は神様が人間を罪と死の世界から神様の愛の世界へ連れ戻すということを前提に定められていたのです。神様の愛の懐こそ完全な安息場所です。神に帰れと言う預言者たちの言葉が心に響きます。 祝福を祈ります。