今日の聖句6月14日(火)\(^o^)/ 主が家を建てるのでなければ建てる者の働きはむなしい。主が町を守るのでなければ守る者の見張りはむなしい。 詩篇127:1 あなたがたの間で良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださると、私は確信しています。 ピリピ1:6 ************ 今週のテーマ:安息とヨベル きょうの聖書:レビ25:8-12 レビ記25章9節10節11節 あなたはその第七の月の十日に角笛を鳴り響かせる。宥めの日に、あなたがたの全土に角笛を鳴り響かせる。あなたがたは五十年目を聖別し、国中のすべての住民に解放を宣言する。これはあなたがたのヨベルの年である。あなたがたはそれぞれ自分の所有地に帰り、それぞれ自分の家族のもとに帰る。この五十年目はあなたがたのヨベルの年である。 「キリストによる解放」 ユダヤ歴は過越しの祭りが基準になりますので第一の月は3月ころです。第七の月とは太陽暦の10月ころに当たります。その月の十日に祭司が角笛を吹き鳴らして安息年の始まりを告知します。五十年目のヨベルの年には貸借物は元の持ち主に返され、奴隷とされた人も家族の元に帰り、農地も神様の元に返されます。 レビ記23章24節25節に「イスラエルの子らに告げよ。第七の月の一日はあなたがたの全き休みの日であり、角笛を吹き鳴らして記念する聖なる会合を開く。あなたがたは、いかなる労働もしてはならない。食物のささげ物を主に献げなさい」と命じられています。 ヨベルの年の基本理念は、原状回復です。富の偏在が是正され、土地も人も神の所有であることが確認されました。しかし、旧約聖書の中には、この規定が実際に実行されたという記事はありません。実行はイエス・キリストによってなされたのです。ヨベルの年の恩恵を受けたのは私たちクリスチャンです。 出エジプトのでき事そのものがエジプトからの解放であり、それを記念する過越しの祭りがあり、仮庵の祭りがあり、安息年とヨベルの年が設けられたのです。すべて解放されたことを喜び祝う行事です。安息日=聖日があり救いを感謝する礼拝が捧げられます。私たちの主日礼拝もキリストによる救いを感謝して捧げられているものです。 祝福を祈ります。