今日の聖句6月12日(日)\(^o^)/ 悪を行う権力者の側に立ってはならない。 出エジプト23:2 愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。 エペソ4:15 *************** 今週のテーマ:安息とヨベル きょうの聖書:マタイ12:1-8 マタイの福音書12章6節7節8節 あなたがたに言いますが、ここに宮より大きな者がいるのです。『わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない』ということがどういう意味かを知っていたら、あなたがたは、罪のない者たちを罪に定めはしなかったでしょう。人の子は安息日の主です。 「安息日の主」 聖書には安息日とヨベルがあります。安息日は週の七日に1回で土曜日です。仕事を休んで礼拝に当てられていた日です。神様の天地創造が七日間であり、七日目に休まれたという創世記の記事に因んでいます。ヨベルは安息年とも言われます。七年に1回畑のを耕作をしないで土地を休ませます。 ですから安息日もヨベルの年も良いものです。しかし、頑固なユダヤ教指導部は安息日に仕事をすることを厳しく禁じ、その他の律法と呼ばれる禁止条項でユダヤ社会を縛り付けていました。一般国民はユダヤ教の律法に縛られて自由を失い、疲れてしまいました。イエス様の一行が麦畑を通過しようとしたとき、弟子たちが麦の穂を摘んで食べた事もとがめられました。 ここに改めて安息日の問題がイエス様によって説明されています。安息日に麦の穂を摘んで食べた(1節)ことを罪として咎めない、というイエス様のあわれみによる無罪判決が示されたのです。弟子たちに対する律法の新たな理解と信仰生活の指導の言葉として語られています。『わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない』というみことばは旧約聖書ホセア書6章6節にあります。 「あわれみ」は新改訳では「誠実」、新共同訳とリビングバイブルでは「愛」、現代訳では「あわれみ」と訳されています。イエス様は私たちクリスチャンに、押しつけ的なユダヤ教律法によってではなくまた、様々な強制によってでもなく、イエス様の愛によってイエス様に結ばれてイエス様を礼拝する信仰生活を期待していてくださいます。神様の愛と憐れみが私たちの心に安息を与えてくれます。 祝福を祈ります。