今日の聖句5月21日(土)\(^o^)/ 金銭を愛する者は金銭に満足しない。富を愛する者は収益に満足しない。 伝道5:10 金持ちになりたがる人たちは、誘惑と罠と、また人を滅びと破滅に沈める、愚かで有害な多くの欲望に陥ります。 1テモテ6:9 ************ 今週のテーマ:待っている神 きょうの聖書:ホセア11:8-11 ホセア書11章8節9節 エフライムよ。わたしはどうしてあなたを引き渡すことができるだろうか。イスラエルよ。どうしてあなたを見捨てることができるだろうか。どうしてあなたをアデマのように引き渡すことができるだろうか。どうしてあなたをツェボイムのようにすることができるだろうか。わたしの心はわたしのうちで沸き返り、わたしはあわれみで胸が熱くなっている。わたしは怒りを燃やして再びエフライムを滅ぼすことはしない。 「激しく燃える愛の焔」 ホセアはB.C.760年からB.C.730年まで北イスラエルで活動した預言者で、アモスやヨナが共に働いていました。この時代の南ユダにはイザヤとミカがいました。きょうの聖書では神様のイスラエルに対する燃える愛と、将来に備えられている滅亡からの回復が語られています。 エフライムとはエジプトで宰相となったヨセフの子によって建てられた部族名であり、エフライム族の所領地にイスラエル全体の礼拝の場である幕屋が設置されていました。後の時代のエルサレムに匹敵する地域です。アデマとツェボイムはゴモラの近隣にあった町でゴモラと共に滅ぼされ跡形もなくなっています。 神様は「わたしの心はわたしのうちで沸き返り、わたしはあわれみで胸が熱くなっている」と語って、イスラエルに対する激しい愛が心の中に納まりきれないことを明らかにしています。北イスラエルはアッシリヤに、南ユダはバビロニヤに滅ぼされるが、滅ぼし尽くしはしないので、将来は必ず回復され、礼拝の民として復活させられると約束しています。 神様の愛の焔がみ胸の中で燃えて忍ぶことができず、御民を永く懲らしめの中に放置できないのです。イスラエルは「鳥のようにエジプトから、鳩のようにアッシリアの地から、彼らは震えながらやって来る」と言われています。散らされた先から祖国に帰り、離れてしまいましたが、愛の御父の元に帰ってこられるのです。私たちもこの神の愛を知らねばなりません。 祝福を祈ります。