今日の聖句4月16日(土)\(^o^)/ 私たちを生かしてください。私たちはあなたの御名を呼び求めます。 詩篇80:18 キリストは死を滅ぼし、福音によっていのちと不滅を明らかに示されたのです。 2テモテ1:10 ************* 今週のテーマ:十字架上のイエス きょうの聖書:マルコ15:42-47 マルコの福音書15章43節44節45節 アリマタヤ出身のヨセフは、勇気を出してピラトのところに行き、イエスのからだの下げ渡しを願い出た。ヨセフは有力な議員で、自らも神の国を待ち望んでいた。ピラトは、イエスがもう死んだのかと驚いた。そして百人隊長を呼び、イエスがすでに死んだのかどうか尋ねた。百人隊長に確認すると、ピラトはイエスの遺体をヨセフに下げ渡した。 「悲しい夕暮れ」 今日は受難週の7日目の土曜日です。受難週カレンダーには記事はなく、安息の日とされています。きょうの聖書は受難日である金曜日の夕方の話です。イエス様が大声を出して息を引き取った後、アリマタヤのヨセフが総督ピラトに申し出てイエス様の遺体を引き取りました。 このアリマタヤのヨセフはヨハネ伝3章の冒頭に登場して、人が新しく生まれるということについてイエス様と問答した人物です。有力な議員で自分のために準備しておいた墓にイエス様を埋葬したのです。2019年の秋に私たちはこの墓を訪問してきました。その墓の上に聖墳墓教会が建てられています。 ピラトは百人隊長にイエス様が死んだのかどうかを確認しています。確かに死亡したことが確認されたのでイエス様の遺体はヨセフに引き渡されました。イエス様は神なので死ななかったのではないかと疑うことはできません。イエス様は殺されれば死んでしまう人間だったのです。 だからこそ生老病死という人間の苦しみに同情できるのです。マグダラのマリアとヨセの母マリアは、イエスがどこに納められるかよく見ていたと記録されています。この二人のマリヤはイエス様が復活されるとは想像もせずにしばらく墓の前に座って墓を見つめていました。悲しい夕暮れです。 祝福を祈ります。